「コラムの休載を申し出たのは編集局長ですが、横にもう一人、同席していた。その“もう一人”の編集委員の存在が本人の怒りを増幅させたようです」
その編集委員とは、石原都政13年間の大半を担当した名物記者で、都政担当の中でも突出して石原氏と親しい人物だった。猪瀬直樹知事時代には一時退職して特別秘書に登用され、産経に復職後は再び都庁を担当している。
「“オヤジ”と呼んで慕ってきたその編集委員までもが、小池都政になったら手の平を返してきた、と映ったのでしょう」(前出・側近)
産経新聞は、石原氏がツイッターに書いた休載の経緯などについて、「お答えできません」(広報部)とするものの、希望の党を率いて衆院選で惨敗した小池知事コラムも8月を最後に掲載が止まっている。
もしかしたら、産経が石原氏に“再登板”を求める日は近い?
※週刊ポスト2017年12月1日号