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八景島シーパラダイス、ケープペンギンと触れあい写真撮影も

ツアー参加者を迎えるように寄ってきてくれるイルカたち

 普段は入れない、動物園や水族館の“禁断の舞台裏”。そこに足を踏み入れてみると、飼育の裏話が聞けるだけでなく、動物たちの意外な素顔も垣間見られる…と、子供だけじゃなく、大人にも大人気のバックヤードツアー。そのひとつ、横浜・八景島シーパラダイスのおもしろツアーを紹介する。

◆ショーの人気者たちとお近づきになれる

 横浜・八景島シーパラダイスでは、毎日2コースのバックヤードツアーが実施されている。そのうち記者が訪れたのは、ショーで人気の海獣たちに会える「アクアスタジアム バックヤードツアー」だ。

 まずは、スタジアム脇のプールで、イルカやシロイルカたちとご対面。滑りやすいプールサイドでは、長靴に履き替えての見学となる。間近で見る海獣は、ショーで見た時よりはるかに大きく迫力があったが、つぶらな瞳に愛嬌がある。どの子たちもおとなしく、人間慣れしているので、怖さよりかわいさがまさる。飼育員が呼ぶとわざわざ来てくれるところもうれしい。

 プールサイドでは、セイウチに会えるほか、よちよち歩きのケープペンギンと触れあったり写真撮影もできる。

 ツアーとは別に、ふれあいラグーンではイルカやカワウソに触れられる有料プログラムもある。特にカワウソは大人気なので、時間に余裕があるなら、参加しない手はない。

 そして、もう1つのツアー「アクアミュージアム バックヤードツアー」では、700種類12万点の生き物が生活する水槽の裏側を飼育員と見て回れる。濾ろ過か装置などの設備や、餌作りの現場を見て歩き、セイウチやホッキョクグマが普段何を食べているか、飼育員しか知らない裏話が聞ける。例えば、ホッキョクグマの餌は、にんじんやりんごなど、意外にヘルシーなものばかりなのだとか。

 水槽の外からただ見ているだけではわからない、海獣や魚の生態を知ると、水族館巡りがもっと楽しくなりそうだ。

『横浜・八景島シーパラダイス』 神奈川県横浜市金沢区八景島/無休:「アクアスタジアム バックヤードツアー」(4才以上500円、定員15名、所要時間約15分)・「アクアミュージアム バックヤードツアー」(500円。9才未満は保護者同伴、定員15名、所要時間約30分)の2ツアーを毎日実施。当日受けつけで先着順。

※女性セブン2017年11月30日・12月7日号

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