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2017.12.14 07:00  女性セブン

富岡八幡宮斬殺 弟の積年の恨みと凶行へのスイッチ

殺された宮司の富岡長子さん


 宮司には興永さんが復職。茂永容疑者は1億2000万円の退職金に加え、毎月30万円が渡されることになった。しかし、それでも宮司職にいるときと比べれば使えるお金は雲泥の差だった。

《今年中に決着をつける、覚悟しておけ。積年の恨み、地獄へ送る》

 2006年、茂永容疑者がそう綴ったはがきを長子さんに送り、脅迫罪で逮捕された。2010年、父が病気を理由に再び宮司の立場を離れ、その席についたのが長子さんだった。

「全国の神社を取り仕切る『神社本庁』から承認されなかったため、長子さんは宮司代務者という扱いでしたが、実質的なトップに立ちました。すると翌年、長子さんは神社に勤めていた、茂永さんの長男A氏に突然、解雇通告。姉弟間だけじゃなくて、長子さんとA氏の間にも軋轢があったんです。以前、境内にある建物でボヤ騒ぎがあった時、長子さんがA氏に“お前が火をつけたんだろう”と犯人扱いして罵声を浴びせたこともありました。“粛清”だったんでしょうが、不当解雇を理由に裁判沙汰にまで発展しました」(神社関係者)

 姉弟の確執がピークに達したのは2017年の夏だった。長子さんが茂永容疑者への毎月の金銭支援を打ち切ると通告。さらに9月、いつまで経っても宮司と認めないことにしびれを切らして神社本庁から離脱し、宮司に就任した。これが凶行のスイッチだった。

※女性セブン2018年1月1日号

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