夕刻まで続く「祝賀の儀」が終わると、ようやく夕食になる。日本の伝統的な慶事の食膳「御祝御膳」とともに雑煮も食べるという。
「お身内との『御祝御膳』が22時頃まで続くこともありますから、陛下にとっては非常に長い一日です。心身のご疲労は想像もつきません。それでも翌日、陛下はお疲れの様子を見せることなく『一般参賀』を迎えられます。しかも陛下は一般参賀で読み上げられるお言葉をご自身でお考えになり、準備される。陛下は国民の笑顔を間近で見られるこの行事を大事にされ、高齢になった今も1日5回もお出ましになっています」(宮内庁関係者)
※週刊ポスト2018年1月1・5日号