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大河で注目の『西郷どん』 「波乱の49年」生涯年表

銅像は1937年に制作された

 2018年1月7日から、NHK大河ドラマ『西郷どん』がスタートする。明治維新の大功労者として知られる西郷隆盛だが、その人生は波乱に満ちていた。自殺未遂に二度の流刑……その49年の生涯を年表でお届けする。

●文政10(1827)年、西郷0歳
 12月7日、薩摩の下級藩士・西郷吉兵衛の長男として下加治屋町に生まれる。

●弘化元(1844)年、西郷17歳
 藩の郡方書役助(こおりかたかきやくたすけ)に任命される。

●嘉永3(1850)年、西郷23歳
 藩主擁立の抗争、お由羅騒動で赤山靭負が切腹し、藩政改革を決意。島津斉彬に農政に関する建白書を提出。

●嘉永4(1851)年、西郷24歳
 斉彬が藩主となる。

●嘉永5(1852)年、西郷25歳
 伊集院兼寛の姉と結婚。父、母が相次いで死去し、家督を継ぐ。

●安政元(1854)年、西郷27歳
 斉彬の参勤交代に伴い出府。庭方役に抜擢される。水戸藩の藤田東湖と知り合う。妻と離婚。

●安政3(1856)年、西郷29歳
 斉彬養女・篤姫の将軍家への輿入れ準備に奔走。

●安政4(1857)年、西郷30歳
 鹿児島に一時帰国し再び出府。将軍世継問題に奔走。

●安政5(1858)年、西郷31歳
 京で僧月照の知遇を得る。斉彬が死去。殉死を考えるも月照に諌められる。しかし安政の大獄で幕府に追われた月照と共に入水。西郷のみ蘇生。

●安政6(1859)年、西郷32歳
 藩の命で奄美大島に送られる。島の娘・愛加那をめとる。

●万延元(1860)年、西郷33歳
 桜田門外の変。

●文久2(1862)年、西郷35歳
 鹿児島に戻り復職。島津久光の命に背き大坂に行ったため、徳之島(2か月)、沖永良部島に流刑。

●元治元(1864)年、西郷37歳
 許されて鹿児島に帰国。禁門の変で長州と戦う。大坂で勝海舟に会う。第一次長州征伐で長州の処分を一任される。

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