スポーツ

波乱が予想される1月場所 モンゴル勢内でも潰し合いか

1月場所では進退がかかる鶴竜(時事通信フォト)

 貴乃花親方と八角理事長(元横綱・北勝海)は、日馬富士の暴行事件が発覚して以来、土俵上のぶつかり合いより激しいガチンコの権力闘争を繰り広げてきた。今度は、その遺恨が土俵上に持ち込まれる。1月14日に初日を迎える初場所の土俵は、荒れに荒れる。土俵外の遺恨も持ち込まれそうな「因縁の取組」を予想する。

【貴景勝vs宝富士】(2勝0敗=前者から見た対戦成績、以下同)

 日馬富士の引退会見で不満を隠さなかった伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)。その怨念を背負って戦うのが部屋頭となった宝富士だ。

「最大のターゲットは警察に通報した貴乃花親方の一門の力士たち。とりわけ、日馬富士が“最後の土俵(九州場所2日目)”で土をつけられた貴景勝は、全力で潰すべき相手でしょう」(協会関係者)

 一方の貴乃花親方サイドとしても、伊勢ヶ濱親方は前回理事選後に、執行部側に寝返った裏切り者。絶対に負けられない相手となる。

【白鵬vs宝富士】(13勝2敗)

 暴行事件の原因を作った白鵬から、宝富士は過去に金星を2つあげている。

「2016年7月場所は左腕で白鵬のカチ上げをガード。小手投げで金星をあげた。まさに“白鵬対策”のお手本。宝富士の成績次第で対戦があり得る」(ベテラン記者)

関連記事

トピックス

【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
日本初となる薬局で買える大正製薬の内臓脂肪減少薬「アライ」
日本上陸の内臓脂肪減少薬「アライ」 脂肪分解酵素の働きを抑制、摂取した脂肪の約25%が体内に吸収されず、代わりに体内の脂肪を消費
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
専修大サッカー部を辞任していた源平監督(アフロスポーツ)
《「障害者かと思った」と暴言か》専修大サッカー部監督がパワハラ・経理不正疑惑で辞任していた 大学は「警察に相談している」と回答
NEWSポストセブン
日本人パートナーがフランスの有名雑誌『Le Point』で悲痛な告白(写真/アフロ)
【300億円の財産はどうなるのか】アラン・ドロンのお家騒動「子供たちが日本人パートナーを告発」「子供たちは“仲間割れ”」のカオス状態 仏国民は高い関心
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
日本製鉄によるUSスチールの買収計画
【日本製鉄のUSスチール買収問題】バイデンもトランプも否定的だが「選挙中の発言に一喜一憂すべきではない」元経産官僚が読み解く
NEWSポストセブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン