芸能

めちゃイケ、みなさん…の後継番組に新しい地図起用の可能性

「めちゃイケ」の後番組に起用との説も

 フジテレビが誇る長寿番組『めちゃ×2イケてるッ!』と『とんねるずのみなさんのおかげでした』が今年3月での終了が決定している。

「近年、どちらも視聴率が5%台まで落ち込み、1本3000万円超といわれる制作費が『割に合っていない』と局内で問題視されていました。2017年の決算でキー局唯一の営業赤字を計上したこともあり、フジの上層部が大なたを振るった形です」(テレビ局関係者)

『めちゃイケ』は22年、『みなさん』は30年の歴史を持つだけに、番組終了は多く人々の“ロス”を誘いそうだが、気になるのは後継番組。新番組スタートまで、あと3か月を切った現在も混迷を極めたままだという。

「バラエティー路線を継承する予定ですが、問題はMCです。長寿番組の後は“ロス”の影響からか視聴率が取りづらい。多くの芸人や司会者たちから難色を示されているようです。

 今局内で最有力候補として名前が挙がっているのが、坂上忍さん(50才)。『バイキング』をはじめ3本のレギュラー番組に出演中で、まさにおんぶに抱っこ状態です。しかし、坂上さんは『笑っていいとも!』の後、『バイキング』を継いだときのことを“つらかった”と語っているだけに、簡単に首を縦に振るとは思えません」(テレビ関係者)

 その他には有吉弘行(43才)やバナナマン・設楽統(44才)などの名前も浮上しているという。

 フジテレビが視聴率3冠を誇った時代は今や昔。“万年最下位”といわれたテレビ東京に視聴率を抜かれる時間帯まで出ている。そのため、編成も現場も「絶対にコケるわけにはいかない」と強い気概を見せていて、意外なサプライズ案が聞こえてきた。

「草なぎ剛さん(43才)、香取慎吾さん(40才)、稲垣吾郎さん(44才)という、元SMAPの3人が出演する新番組が提案されているんです。ジャニーズ事務所を退社した元女性マネジャーが立ち上げた3人のマネジメント会社に、フジテレビを辞めて入社したスタッフがいて、“古巣”に猛列な営業をかけているとか。内容はまだ詰めているので決まっていませんが、ロケを含め、彼らの素顔を見せられる企画が考えられているようです」(テレビ関係者)

 昨年11月に3人が出演したインターネット番組AbemaTVの『72時間ホンネテレビ』は、累計視聴数が7400万を記録しており“数字”は持っている。

 新たな起爆剤になる可能性は充分あるが、こうしたフジの姿勢自体を疑問視する声もある。芸能レポーターの川内天子さんが語る。

「結局、フジテレビは“企画”ではなく“人頼り”なんです。どういう中身で勝負するか、という点が弱い。テレ東は逆で、予算がないから企画で勝負している。高視聴率を連発している『池の水ぜんぶ抜く』などは、まさに典型です。今の時代、予算や人が視聴率と結びつくとは限らない」

 もし継続番組がコケれば、『めちゃイケ』や『みなさん』ファンからは、“復活”を求める声が高まるかもしれない。フジテレビの動向に注目だ。

※女性セブン2018年1月18・25日号

関連記事

トピックス

事業仕分けで蓮舫行政刷新担当大臣(当時)と親しげに会話する玉木氏(2010年10月撮影:小川裕夫)
《キョロ充からリア充へ?》玉木雄一郎代表、国民民主党躍進の背景に「なぜか目立つところにいる天性の才能」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
前回のヒジ手術の時と全く異なる事情とは(時事通信フォト)
大谷翔平、ドジャース先発陣故障者続出で急かされる「二刀流復活」への懸念 投手としてじっくり調整する機会を喪失、打撃への影響を危ぶむ声も
週刊ポスト
単独公務が増えている愛子さま(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
【雅子さまの背中を追いかけて単独公務が増加中】愛子さまが万博訪問“詳細な日程の公開”は異例 集客につなげたい主催者側の思惑か
女性セブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン