国内

31才男、不倫相手の51才女性を殺害するまでのドロドロ

51才女性が不倫相手にラブホテルで殺害されるまで(写真はイメージ)

 週末の深夜ともなれば、愛を確かめ合うために訪れるカップルで満室になる人気のラブホテル。館内にはハイビスカスを模したハワイアングッズが飾られ、まるで高級リゾートのようなラグジュアリーな気分を味わえる。

 昨年11月19日、千葉県船橋市にある、このラブホテルの一室から服を着たまま、仰向けになって亡くなっている50代の女性が発見された。着衣に乱れはなかったが、遺体の首には絞められたような痕が残っていた。

 翌20日、千葉県警は殺人の疑いで習志野市に住む無職・安垣瑠威被告(31才)を逮捕した。「首を絞めて殺した」と容疑を認めている。

 被害女性・A子さん(51才)と安垣被告は1年以上にわたり、不倫関係を続けていたという。20才を超える年の差カップルの間に一体何が起きたのだろうか。

 事件現場から車で約15分。千葉県市川市内の豪邸が立ち並ぶお屋敷街に、赤レンガと白い壁が特徴的な2階建てのマンションが建つ。A子さんは、ここでリフォーム会社を営む夫と長男、義母の4人で暮らしていた。また彼女には独立して家を出た長女もいる。

 近隣の住民は驚きを隠せない様子でこう話す。

「A子さん夫婦はどこにでもいる50代夫婦という感じで、夫婦げんかなんて一切聞いたことがありません。彼女は小柄で、昔から口紅もつけたところを見たことがないくらい、化粧っけのない控えめなかた。自分から他人に話しかけることもほとんどなく、こっちから“A子さん”と声をかけると、ようやく顔を上げて挨拶を返してくれるような、内向的な女性でした。正直、旦那さん以外の男性と関係を持って、その上、殺されてしまうなんて、まったく想像がつきません」

 町内会の行事などにも参加せず、ママ友たちと連れ立って、近所の飲食店やカラオケ店に遊びに行くこともなかったというA子さん。人づきあいに対して決して積極的ではなかった彼女が、なぜ殺人事件の被害者となってしまったのか──。

◆お母さんが変なつきあいをしている

 A子さんと安垣被告が出会ったのは2016年秋のこと。たまたま居合わせた飲食店で意気投合し、交際へ発展したという。2人は独身の安垣被告が暮らす習志野市内のアパートなどで逢瀬を重ねた。2人をよく見かけたという近隣住民が話す。

「いつもアパートから一緒に出てきて、男性の運転する車で出かけて行く。女性はずいぶん年上のようだけど、体を密着させるように並んで歩いていて、親子のようにはとても見えませんでした」

 A子さんは人知れず安垣被告との関係を深めていったが、出会いから1年ほど経った頃、状況は一転する。

関連記事

トピックス

自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン
暑くなる前に行くバイクでツーリングは爽快なのだが(写真提供/イメージマート)
《猛暑の影響》旧車會が「ナイツー」するように 住民から出る不満「夜、寝てるとブンブン聞こえてくる」「エンジンかけっぱなしで眠れない」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《木漏れ日のなかベビーカーを押す海外生活》眞子さん、苦渋の決断の背景に“寂しい思いをしている”小室圭さん母・佳代さんの親心
NEWSポストセブン
自殺教唆の疑いで逮捕された濱田淑恵被告(62)
《信者の前で性交を見せつけ…》“自称・創造主”占い師の濱田淑恵被告(63)が男性信者2人に入水自殺を教唆、共謀した信者の裁判で明かされた「異様すぎる事件の経緯」
NEWSポストセブン
米インフルエンサー兼ラッパーのリル・テイ(Xより)
金髪ベビーフェイスの米インフルエンサー(18)が“一糸まとわぬ姿”公開で3時間で約1億5000万円の収益〈9時から5時まで働く女性は敗北者〉〈リルは金持ち、お前は泣き虫〉
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン