ハイスペック男性にブランディングするには、“嘘も言い切ればほんとうになる”くらいの度胸が必要である。彼氏は必ず「いる」と答えたほうが、「この子は人気がある」「モテる子」「いいと思っていたけれど、ライバルいるんだ」など、ポジティブな印象がつく。男はみんなが欲しいものを手に入れたい本能があると思う。その達成感やモチベーションはハイスペであればあるほど、高い。
ブスが「彼氏いない」と言えば「ふーん」で終わるだけだが、美人が「彼氏いない」だと、ハイスペ男性は「かわいいのに彼氏できないってなんか理由(マイナス)があるんだな」と考えるようだ。いい女を装うまず第一歩は、彼氏がいなくても「いる」と答えることである。
逆に絶対にごまかさないほうが良いのは、胸、体型である。深い仲にならないでその場だけをやり過ごす夜の蝶たちは別であるが、深い仲になる先を見越した飲み会で胸を盛りすぎると、いざというときに残念さを植え付けるだけだからだ。
胸がないなら足を出す。足に自信がないなら、太めでもあえてタイトを着てラインを出す。丸顔はショートヘアに。濃すぎるメイクは暗闇以外では恐怖である。
ポテンシャルも大事ではあるが、ハイスペを捕まえたいなら、自らをブランディングするべく、嘘をつく力を磨くことだ。