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2018.02.13 07:00  週刊ポスト

三遊亭円楽 「落語は夢のある最高のエンターテインメント」

 広げた扇子は“噺家生涯扇子1本”と称される商売道具。ふらっと立ち寄った銀座の店で、見たこともない淡茶銀の地紙と縁起のよい瓢箪柄にひと目惚れ。以来、高座の相棒となった。

「芸人は言葉も着る物も飾らなきゃ。洒落てこそなんぼの世界。それが秀逸の芸に繋がります」

 人生終盤に思うことがある。

「落語は生き死にに関係ない、なくてもいい商売だけど、言葉や小道具だけでタイムマシンにだって乗せてくれる夢のある娯楽。日本人が作った最高のエンターテインメントであり、ないよりあったほうがいい商売だと思うね。廃らせちゃならない」

 その意は全国展開の落語プロデュースへと向かう。「いい歳だし身辺整理をしなきゃいけないのに、やること増えちゃって」と笑う六代目は、いかなる手腕で“洒落の利いた笑い”を津々浦々に届けるか、乞うご期待!

●さんゆうてい・えんらく/1950年、東京都生まれ。青山学院大学在学中に五代目・三遊亭円楽からスカウトされ、三遊亭楽太郎として前座デビュー。27歳で『笑点』(日本テレビ系)の大喜利メンバーに抜擢され、腹黒ネタで人気を博す。1981年、真打昇進。2007年からは福岡市で『博多・天神落語まつり』のプロデュースを手がける。2010年3月、六代目・三遊亭円楽を襲名。

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※週刊ポスト2018年2月16・23日号

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