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2018.03.22 07:00  週刊ポスト

AI地震予測が示した「大地震」最警戒エリア

◆「AI任せ」にできない部分も

 ただし、「AI予測にはまだまだ課題も多い」と村井氏はいう。3月1日に沖縄・西表島で震度5弱の地震が発生したが、AI予測で同地域は「レベル0」となっていた。

「1月27日までの電子基準点データを元にしたAI予測では、西表島を含むエリアはレベル2でした。しかしそれ以降(2月10日までの2週間)のデータを元にAIが予測するとレベル0となった。毎週、新たなデータが更新されていくなかで、そうした変動をどう判断していくかは、まだAI任せにはできない部分がありそうです」(村井氏)

 村井氏は今後、運用を重ねて精度を高めつつ、AI地震予測を定期的に公表していく予定だという。

「AI予測を含め、我々の地震予測は発展途上です。そのことを踏まえていただいたうえでお願いしたいのは“当たったか否か”だけに注目せず、予測を防災に役立ててほしいということです。

 常に警戒レベルをチェックするなど情報入手を怠らないことが、防災意識を高める何よりの助けになるはずです」

「地震予知」のさらなる前進を、地震大国・日本に住む多くの人々が願っている。

●JESEAでは毎週水曜日にスマホ・PC用ウェブサービス「MEGA地震予測」(月額378円)で情報提供している。詳しくはhttp://www.jesea.co.jp

※週刊ポスト2018年3月23・30日号

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