地震予知一覧

【地震予知】に関するニュースを集めたページです。

最新「地下天気図」
地震活動を予測する最新「地下天気図」 京都、紀伊水道に新たな異常発生か
 石川県・能登半島で立て続けに発生した大地震。珠洲市では6月19日に震度6弱、20日にも震度5強の強い揺れが襲い、それ以降も地震が相次いで発生している。 同地域での地震活動の活発化を事前に指摘していたのが、東海大学海洋研究所客員教授・静岡県立大学グローバル地域センター客員教授の長尾年恭氏だ。長尾氏は『週刊ポスト』5月20日号に掲載した「地下天気図」で、能登半島での地震活動の活発化、とりわけ珠洲市での地表の隆起に言及し警鐘を鳴らしていた。「この地域では直近1年半で150回以上の群発地震が発生しており、原因は『地下水』だと考えられています。地下深くから地下10~15km地点まで地下水が上昇し、地面を押し上げることで地震活動に繋がっていると推測できます。この傾向は今後も続き、数年以内にマグニチュード7程度の最大規模の地震が発生する可能性もあります」 地下天気図とは、地殻変動の異常を天気図の低気圧・高気圧に見立ててマップ化したもの。長尾氏が独自開発したアルゴリズム(RTM法)を用いて、気象庁が公表する地震の震源データ(一元化カタログ)を解析し、地震活動が「活発化」した地域を赤色、「静穏化」したエリアを青色で示している。 能登半島での地震を受けて長尾氏が最新マップを作成すると、能登半島と同様の「活発化」の異常が新たに2つのエリアで観測された。 1つ目は京都だ。「京都府亀岡市北東部の山中を中心に群発地震が発生し、M4クラスの小さな地震が増加傾向にあります。京都は『近畿トライアングル』といって数多くの活断層が集中する地域です。直下型地震となるため、能登半島と同じくM5クラスの地震でも震度6を超える強い揺れが生じる可能性が高い」 京都は1596年に慶長伏見地震(推定M7以上)、1830年に京都大地震(M6.5)など、歴史的にも直下型地震で甚大な被害を受けてきた地域だけに、観測された異変に注視したい。 さらに紀伊水道にも活発化の異常が発生。京都とは異なる海溝型の地震となり、南海トラフ地震とも関連する可能性があると長尾氏は指摘する。「2016年には紀伊半島の南東側で、昭和の東南海地震と同じエリアを震源とするM6.5の地震が発生しました。2018年にも紀伊水道で約半年にわたってプレートがゆっくりと動くスロースリップ現象が確認され、今後も警戒が必要です」 南海トラフ地震と関連する地域では、九州地方南部で「静穏化」の異常が観測されている。「宮崎県沖で今年1月22日に発生したM6.6、震度5強の地震は、南海トラフ地震の想定震源域に含まれていたため、複数の専門家が危機感を高めました」 他にも静穏化の異常を示した3地域の注意点はマップ上に記した。 最後に長尾氏が、地下天気図との向き合い方についてこう指摘する。「地下天気図は“地震予知”ではなく、いま地下で起きている異常を示すものです。1995年の兵庫県南部地震以降、地震の観測網は非常に進歩して、地下の色々な異常が分かるようになってきました。唯一分からないのが、いつ地震が起きるかだけなんです。正確な地震予知ができない以上、足下で起きている異常について皆さんが知ることが、防災・減災の第一歩になるのです」【地下天気図とは】 地下で起きている地殻変動の異常を、天気図に模して示した情報で、長尾氏が取締役を務める株式会社DuMA(地下気象研究所)が提供している。今号では6月22日時点での最新情報をもとに作成したマップを掲載した。同社が発行する有料メルマガ(月額220円)の詳細はhttps://www.duma.co.jp/※週刊ポスト2022年7月8・15日号
2022.06.30 11:00
週刊ポスト
海老蔵と呪術師X
市川海老蔵が「黒い呪術師」に心酔、スピリチュアルにハマっていった16年間の過程
 歌舞伎俳優・市川海老蔵と“呪術師”の交流を『女性セブン』がキャッチした。その男性「X」氏は、海老蔵に張り付いて行動を共にする先々で、祈祷をするかのような仕草をしながら「呪文」のようなものを唱えているという。そんな未知なる力を操るX氏に、海老蔵は心酔しているというのだ。 年内にも「十三代市川團十郎白猿」襲名かと言われる中、このタイミングで、SNSで知り合った女性たちとの多重交際、亡き妻・麻央さんと暮らした邸宅での女性との密会、麻央さんの姉である小林麻耶による批判など、海老蔵の周囲はなにかと騒がしい。プライベートだけでなく舞台の客席や楽屋にまで出入りするX氏の存在は梨園関係者たちを困惑させているが、一方で歌舞伎ファンの間では驚きの声は少ない。「海老蔵さんは以前からスピリチュアルなことが大好き。ブログでも占いや風水に関する記事はたくさんアップされていました。パワーストーンの数珠を身に着けていましたし、今回の呪術師の報道も『やっぱりな』という印象です」(歌舞伎ファン) 海老蔵のスピリチュアルイメージは織り込み済みだというのだ。また別のファンは言う。「海老蔵さんはこれまでに何度も地震を“予言”しているんです。去年2月13日深夜に起きた福島県沖地震(最大震度6)の発生前にもツイッターで『なんとなくだけど、地震きて欲しくないなーと ふと思う』とつぶやいていました。ファンの間でも『予言者みたい』と話題になったんです」 海老蔵の“地震予知”といえばほかに、2019年12月に青森県で震度5弱の地震が発生した同日朝、ブログで「なんとなく昨日から胸騒ぎしてるところに それらしい雲、地震雲でなければ良いな」とつづり、2016年2月に神奈川県で震度4の地震が起きたときも事前にブログで“予兆”をつづっていた。海老蔵がスピリチュアルにハマったきっかけ そのほかにも、2014年に映画のPRで取材を受けた際、インタビューを務めた女性アナウンサーに対し、「あなたもしかして妊娠しているでしょう? 4ヵ月くらいでしょう?」と言い当て、同アナと周囲を驚かせたこともあったという。現場にいた関係者はいう。「いや、驚きましたよ。その女性アナも“ほとんど誰にも話していないのに……”と目を丸くしていました。見た目には、お腹が大きかったわけでもなく、まったく妊娠しているとはわかりませんでしたが……」 海老蔵には何かが”見えて”いたのか──。2008年に放送されたスピリチュアルトーク番組『オーラの泉』(テレビ朝日系)に出演した際に、興味深いエピソードを語っていた。海老蔵は2007年にパリ・オペラ座の舞台に立ったが、その公演が決まる以前に“お告げ”を受けていたというのだ。 20代で初めてオペラ座を見学した際、自分とマネジャー、そして案内人のほかには誰もいないはずの館内で、背後からついてくる“黒い人”の存在に気がついたという。《明らかに後ろに人がついて歩いてるんですよね。黒い人がいて、どこへ行ってもついてくる。『誰か居るでしょ?』って聞いたら、『誰もいない』って言われて。 その人は昔そこで働いていたような人っぽいんですよ。その人が『君は絶対、この舞台に立つんだよ』って言ったんですよ。立ちたいなとは思っていますし、立つんだなぁと思っていたら、そういうお話が来た》 海老蔵にそんな不思議な能力が備わっているのかは定かではないが、スピリチュアルなものへの興味が深まった背景には、ある占い師との出会いがあったという。「人の死期をズバリ言い当てたり、地震を予知したりするゲイバーのママが居るんですが、海老蔵さんは15〜16年前くらいから懇意にしていたようです。そう考えると、オペラ座で“お告げ”を受けたタイミングとも重なっているようにも思われます。一時期はそのバーに通い詰めていたと聞いているので、ママから薫陶を受けていたのかもしれません」(芸能関係者) スピリチュアルに傾倒している小林麻耶から一連のブログで「あなたの方がよっぽどスピリチュアル好きではありませんか???」とツッコまれていた海老蔵。たちはだかる幾多の困難を、“この世にあらざる力”で切り抜けることができるか。
2022.04.18 05:00
NEWSポストセブン
ハンドルを握る海老蔵
市川海老蔵が心酔する「黒い呪術師」助手席で呪文&奇怪な動作、謝礼は数千万円か
「あなたがたが海老蔵さんに洗脳されているのではないですか?」。“義弟”の批判を続ける小林麻耶(42才)は、そう世間に問いかけた。本当に市川海老蔵(44才)は「この世にあらざる力」を操るのか──。取材のなかで『女性セブン』は目を疑うような光景に出くわす。キーマンは、海老蔵に影のように付き従う「黒ずくめの男」。 歌舞伎公演も稽古もなかった3月のオフの日。市川海老蔵は愛車の黒い高級スポーツカーを走らせていた。黒いマスク、黒いパーカー、黒い短パン、黒いスニーカー。漆黒の塊となって、昼下がりの都心を駆け抜けていく。 その助手席に、これもまた全身を黒でコーディネートした男性が座っていた。年の頃は海老蔵と同世代ぐらい。背丈は少し小さく、恰幅がいい。腕や首元、腰には、シルバーのアクセサリーがジャラジャラと音を立てている。この男性を、仮にX氏としよう。 黒ずくめで肩幅の広い男性2人が人通りの多い街を並んで歩くと、異様とも、不気味ともいえるオーラが漂い、往来する人が自然と振り返る。海老蔵はX氏を伴って美容室を訪れた。個室でカットとカラーリングをする間、部屋の隅で、X氏は無言で佇んでいたという。 X氏はまるで海老蔵の「影」のように、ピタリと隣に寄り添って行動を共にする。美容室から、鍼灸院、そして都心の高級ホテルのサウナへ。ずっと一緒だ。海老蔵はその都度、お決まりのブログ更新をするが、その「影」は決して写り込まない。 再び黒いスポーツカーに乗り込んだときのことだった。助手席のX氏はおもむろに両手を握り、顔の前で人差し指と中指を立てると、目をつぶって額に指をこすりつけた。そして、何事か口を動かしながら、両手を上下左右に動かしていく。なにやら奇怪な動作をしながら「呪文」のようなものを唱えているようなのだ。 その様子は、仏教の僧侶が念仏を唱えているようであり、神道の神主が祈祷を行っているかのようだ。それが、スポーツカーの助手席で一心不乱に行われていて、ハンドルを握る海老蔵はというと、何も変わったことなどないように平然としている──。 X氏は、歌舞伎関係者の間では知られた存在だという。「海老蔵さんに連れられて歌舞伎座(東京・中央区)の楽屋や客席で頻繁に見かけられています。そして、いたるところで両手を重ねて指を立て、芝居がかった様子で“フン、フン”と小声で聞き取れない言葉を唱えている。霊媒師なのか、呪術師なのか。ここが現代の日本なのかと目を疑うような光景ですが、海老蔵さんは心酔しているようなんです」 海老蔵は今年、人生の節目を迎えるようだ。4月8日、尾上菊五郎(79才)が会見で「今年、團十郎が誕生しそう」と漏らしたのだ。「歌舞伎界の大名跡・市川團十郎襲名は、もともとは2020年5月に予定されていました。それが新型コロナの影響で延びに延び、ようやく目処がたったのです。待ち望まれていた、十三代目の襲名披露が叶いそうです」(芸能関係者) だが、一世一代の日を前にして海老蔵の周囲は騒がしい。本誌・女性セブンが報じたように、海老蔵はSNSでナンパした女性たちと都内ホテルや地方公演先での多重交際を続けていた。現在、プライベートの稽古場として利用している、2017年に亡くなった小林麻央さん(享年34)の私室が残されているかつての自宅にも、度々女性を招き入れていた。「海老蔵さんは独身ですから、誰と交際しようと自由です。歌舞伎役者にとって色事は“芸の肥やし”という言い方もできます。しかし、SNSで一般人に声をかけ、短期間に大勢の女性と関係を持つ、しかも早逝した妻との思い出のある家をそうした場に使うことは、昨今の風潮からは“あまりに度が過ぎているのでは”と言われても仕方ありません」(別の歌舞伎関係者) 海老蔵は2児を抱えるシングルファーザーだ。ブログには、子供たちと食事をしたり、レジャーに連れ出したりする様子がアップされ、イクメンぶりがアピールされる。しかし、それは日常のほんの一部でしかないようだ。「2人の子育ては、ふだんは麻央さんのお母さんに任せているというのが実態です。その一方で、自分は女性たちと勝手気ままな時間を過ごしている」(前出・芸能関係者) しかし、海老蔵に指摘される問題は、派手すぎる女性関係だけではなかった。海老蔵にも芽生えた「第六の感覚」 海老蔵はこれまでも「スピリチュアルな世界」を頼ってきた。「かなり熱心に風水を勉強して、身につける物を風水で決めることはもちろん、麻央さんとの新居のデザインもこと細かく風水師に相談していました」(別の芸能関係者) その1つがパワーストーン。「麻央さんのがんが見つかってから、銀座にあるお店で『永遠』という意味の石を購入したそうです。ブログで公開される麗禾ちゃんや勸玄くんの手首に、パワーストーンのブレスレットが見られることも度々あります。一時は、都内にあるパワーストーンや数珠の専門店に足繁く通っていたそうですよ」(前出・別の芸能関係者) 熱心な姿勢は、海老蔵本人にも見えざるパワーをもたらしたか、海老蔵の「地震予知」が話題になったことも。《なんとなくだけど、地震きて欲しくないなーとふと思う》──昨年2月、海老蔵がそうツイートした日に、福島県と宮城県を中心とした最大震度6強の地震が起きた。2019年12月に青森県で震度5弱の地震が発生したときも、同日朝に《なんとなく昨日から胸騒ぎしてるところにそれらしい雲、地震雲でなければ良いな》と投稿していた。「海老蔵さんの周りには過去にも、スピリチュアルな能力を持つとされるさまざまな人物がいたようです。占い師のようなバーのマスターだったり、気功を操る整体師だったり。しかし、ここ数年はもっぱらX氏が海老蔵さんのスピリチュアルなアドバイザーになっているようです。X氏の影響を受けて、海老蔵さん自身にも“第六の感覚”が目覚めたのかもしれません。 ただ、そうした怪しげな第六感が最近、エスカレートして、“自分は特別な存在”“何をしても神様に許される”となって、女性関係もハメを外しているのではないかと、関係者は心配しています」(前出・芸能関係者)「塩梅が悪い」「気を整える」 そのように、海老蔵がいま、全幅の信頼を寄せているとされるのが、前述のX氏だ。「海老蔵さんはX氏と毎週のように会っているようです。仕事場である歌舞伎座の楽屋で度々目撃されているほか、自宅や食事会に同行しています」(前出・歌舞伎関係者) 海老蔵がX氏と知り合ったのは、少なくとも5年以上前のことのようだ。父の十二代目團十郎さんが亡くなってから、X氏の姿は海老蔵の周辺でよく見られるようになった。「“塩梅が悪い”“気を整える”などと言ったかと思うと、目を閉じて“フン、フン、フン”と呪文のようなものを唱えながら、上下左右に手を動かすのです。その様子を、ほかの役者は困惑の目で見ていますが、海老蔵さんはお構いなし。成田屋の御曹司のすることですから、誰も止めることができないんです」(前出・歌舞伎関係者) X氏は海老蔵だけでなく、芸能や芸術、実業の分野でも、少なくない“顧客”を抱えているという。X氏にアドバイスをもらったことがあるという、海老蔵との共通の知人が説明する。「その場を浄化したり、病気の治療を行ったりするんだそうです。なんでも、彼には神様や霊、気など目に見えないものが見えて、さまざまな神を操る力を持っているのだとか。“国内外のありがたい寺院の神様に、あなたを守らせます。病気にならず、仕事は成功するでしょう”などと言われるそうです。 いわゆる風水や占星術のような一般的な占いの方法ではなく、とにかく“神様がそこにいる”とか“悪い神様を遠ざけてあげた”と主張するのです。いま思えばまったくつじつまは合っていないのですが……」麻央さんのがん闘病中も、X氏はその力を注ぎ続けていたのだという。「X氏の周辺では有名な話ですが、麻央さんの体の中の“悪い気”を取り除いていたんだそうです。体には触れず、手を奇妙に動かしながら、何やら呪文を唱える。海老蔵さんに頼まれ、麻央さんが入院している病室まで出入りして“治療”を行っていたそうです。もちろんX氏は医師免許は持っていません。そうした動作によって麻央さんの病気の進行が止まったとX氏は主張しました」(前出・共通の知人) はたして、その“施術”に効果はあったのか──。 X氏は海老蔵を「大変だなと思う」 X氏の“持ちうる力”はそれだけにとどまらない。「神々の力を使って、気に入らない人のことを攻撃できるのだそうです。いわば『呪い』です。実際に、誰かが病気になったり事故を起こしたりと不幸に見舞われたときには“自分が神様を操って攻撃した”と主張しているようです。まさに呪術師ですよ。X氏への依頼者の中には、その能力に期待し、敵対する人物を貶めようとする人もいるそうです」(前出・共通の知人) 非凡な力を持つと自任するX氏はまた、歌舞伎公演にも影響を及ぼしかねない存在だ。劇場関係者が語る。「海老蔵さんの舞台を客席で見ながら、まじないのようなものを唱えているので、舞台上に向けて『気』を送っているのでしょう。海老蔵さんに指示されてやっていることなのでしょうが、不気味です。 Xさんのことは劇場や他の役者さんの間でも話題になっていますが、Xさんが歌舞伎の舞台に詳しいとは聞いたことがありません。もし舞台の素人が海老蔵さんに、演技だとか舞台だとかについて口を出していたら、役者さんたちも頭を抱えるでしょうね」 そもそも、海老蔵が仕事場に他人を招き入れるのは異例のことだという。「贔屓客ですら楽屋に招かないことで有名です。それなのにXさんだけは特別なようです。海老蔵さんひとりの趣味の範囲を超えて、脈々と続いてきた成田屋の歴史、さらには歌舞伎という文化そのものが危機にさらされていると言ってもいいでしょう」(前出・劇場関係者) プライベートでも仕事でも、海老蔵にぴたりとくっついて離れないX氏に対しては、海老蔵から多額の謝礼が渡っているようだ。「コンサルタント料はかなり高額です。X氏が海老蔵さんから受け取った額は合計すると数千万円になるのでは」(前出・共通の知人) 歌舞伎界を背負って立つことになる人物を“とりこ”にしているX氏とは何者なのか。X氏の自宅は、東北地方の新興住宅地の一角にある。自宅を兼ねる店舗では美容室を開いていて、美容師として働いていた。『女性セブン』記者が訪れた日にも、午前10時のオープンと同時に年配の女性が入店した。近隣からは普通の「美容師」として知られていて「呪術師」とは認識されていないようだ。 X氏に、海老蔵との関係や「呪術」について聞いた。──海老蔵さんとはどのような関係か。「ないです。ないです」──自宅にもサウナにも一緒に行っている。「うーん……なんにもお話しできることはないです」──海老蔵さんの隣で呪文を唱えていたが?「そういう話をされるのは嫌なんだけど。でも僕、そういうこと、してないです」──麻央さんの治療は?「してない」 終始口をつぐんだX氏。だが、海老蔵の多重交際や、小林麻耶とのねじれた関係に話題が及ぶと、「あの状況は大変そうですね。小林麻耶さんのことで、海老蔵さんにしても大変だなと思うけれども……」 と、海老蔵を慮るような言葉も口にした。海老蔵の所属事務所に、X氏との関係について尋ねると、「個人的な友人・交流関係については把握しておりません」という回答だった。襲名が近づいているいま、海老蔵には他人に頼るのではなく、自らの力で舞台の中央に立つ「團十郎の姿」を期待したい。※女性セブン2022年4月28日号
2022.04.14 07:00
女性セブン
被害予測推定に用いられる世界一のスパコン「富岳」(時事通信フォト)
「地震予知」を支える新技術への期待 金型工学や量子コンピューターなど
 地震予知に向けた研究は今も日々進められている。理化学研究所や東京大学、九州大学などのチームは、今年度中に南海トラフ地震と豪雨が同時に起きる複合災害の被害規模を、世界一のスーパーコンピューター「富岳」を使って推定する予定だと報じられた。日本地震予知学会会長で、東海大学海洋研究所客員教授の長尾年恭氏が解説する。「地震による被害をシミュレートする技術は非常に進んでいて、避難方法などの“減災”に役立てられています。量子コンピューターなど、計算技術の発達でさらに進化を遂げるでしょう。 一方で、次に地震がいつ起きるかの予知技術には、地震学だけでなく異分野参入による進歩が期待されています。例えば金型工学といって、自動車などの金型製品は破損を防ぐための研究が重ねられていますが、そうした金型の破損の研究を地盤、地震にあてはめられないか、といった共同研究に期待がかかります」 111の活火山が存在する日本は火山大国でもあり、地震との関係も深い、噴火予知のための研究や観測が続けられている。京都大学名誉教授の鎌田浩毅氏(火山学)が、解説する。「人の顔が一人ひとり違うように活火山もそれぞれ性質があり、噴火予知の方法も違います。富士山の場合、地下で現われる火山性微動、深部低周波地震などの兆候が噴火に繋がる可能性があり、他の活火山でも山体の膨張、火山ガスの成分・濃度の変化などが研究されています」 ただし、地震と同様に“噴火流言”には警戒が必要だという。「昨今も『8月20日に富士山が噴火する』とネット上で広まりましたが、噴火も地震と同様、そうしたピンポイント予知は現状、できません。そうした情報は科学的ではないと心に留めておいてください」※週刊ポスト2021年8月20日号
2021.08.15 07:00
週刊ポスト
地震予知研究を進歩させた新概念「アスペリティ」
地震予知研究はこの20年で大きく進展 新概念「アスペリティ」とは
 古くから地震が多い日本では、地震に予知に関する研究も盛んだった。日本地震予知学会会長で、東海大学海洋研究所客員教授の長尾年恭氏によれば、地震予知研究には「この20年で大きな進展があった」という。そのひとつが「アスペリティ」という概念だ。「海洋プレートと大陸プレートが強く固着した部分をアスペリティと呼び、そこが剥がれることで大地震が発生するとしたモデルです。海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むとき、この固着域に歪みが溜まり、一気に剥がれることで大陸プレートが跳ね上がって地震が起こる──というモデルで、プレート境界での地震を統一的に理解することが可能になりました」 プレートの固着域に関する詳細な研究が進められ、大地震発生のメカニズムの解明に近づいたのだ。「さらにアスペリティの動きをモデル化して数式で表わし、今後の地震発生をシミュレートすることも可能になった。直近20年間における最大の進歩です」(長尾氏) アスペリティの破壊が、同じ場所で繰り返し起こることも分かってきた。 2003年に発生した十勝沖地震(M8.0)の震源が、1952年の十勝沖地震(M8.2)とほぼ一致していると判明したのだ。「1952年の地震と2003年の地震は、プレート境界のほぼ同じ部分が破壊され、マグニチュードもほぼ同じだったため、同じアスペリティと考えられました。2003年の地震で、今後しばらくは同じ震源域での地震の心配もなくなりました」(長尾氏) ここで、同一のアスペリティが繰り返し地震を発生させるなら、そのアスペリティを監視すれば地震予知の実現に近づくのでは──との疑問も浮かぶ。「ところが、ひとつの固着域が破壊されるケースもあれば、複数のアスペリティが破壊されたと考えられるケースもあり、その複雑性から簡単には予知できないのです。アスペリティ・モデルで大地震のメカニズムへの理解は深まったが、まだこのモデルで説明できない現象も残されているということです」(長尾氏) プレート境界が固着したアスペリティの周囲で、大地震以前からズルズルとゆっくり滑っている領域があることも分かってきた。「このゆっくりした滑りをスロースリップと呼びます。スロースリップによって固着したアスペリティに歪みが蓄積し、やがて固着部分が剥がれると大地震が発生します」(長尾氏) 2000年代末頃には、東海地震の震源域と想定されていた海域でスロースリップが観測され、研究者たちも「東海大地震の前兆では」と警戒を高めたという。 だが、東海大地震は結局起きなかった。「東海スロースリップの観測を受け、GPSが設置された1995年以前まで遡ってデータを調査すると、同様の現象が何度か起こっていたことが判明しました。スロースリップを観測したら必ず地震が起きるわけではなかったのです。2000年代の東海スロースリップは徐々に滑る量が減ったが、これが完全な終息なのか、一時的な停滞なのかは議論が続いています」(長尾氏) 地震の前兆と考えられる現象として、他にも「深部低周波微動」が発見された。「火山地帯に特徴的な低周波が、火山地帯でないのに卓越して多い地帯があったのです。スロースリップや深部低周波微動は新たに発見された自然現象であり、総称して『ゆっくり地震』などと呼び、解明が進められています」(長尾氏) 史上最大級のM9を観測した東日本大震災を受け、専門家は「想定外の規模」と口を揃えた。なぜM9の規模は事前に想定すらされていなかったのか。「3・11以前から東北沖に4~5個のアスペリティがあることは分かっていました。しかし、個々の固着域の面積から、アスペリティが剥がれて地震が発生してもM8程度に収まるのではないか、と考えていた。 ところが、実際の震源は個々のアスペリティをまたがって岩手県沖から茨城県沖まで長さ400km、幅200km以上に及んだ。これは複数のアスペリティが同時に破壊されたと考えることができます」(長尾氏) アスペリティには未解明な部分も多い中、長尾氏が危惧するのは南海トラフだ。「南海トラフ巨大地震の震源となるのは、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込むプレート境界であり、複数のアスペリティが潜んでいる。過去にも東海、東南海、南海エリアが連動した大地震が発生しており、今後想定される南海トラフ地震が最大規模になる懸念もある」図制作/タナカデザイン※週刊ポスト2021年8月20日号
2021.08.12 07:00
週刊ポスト
地震予知はどう進化してきたか(写真は関東大震災/時事通信フォト)
地震学者が心血を注いだ「地震予知150年」の歩みを振り返る
 地震が多い日本において、防災の観点からも地震の研究は重要だ。日本の地震学の基礎を作ったのは、明治政府が招聘したお雇い外国人、イギリス人学者のジョン・ミルンだった。1876年に来日、1880年に「横浜地震」を体験すると、日本地震学会の創立を牽引した。彼は最終目標として「地震予知」を掲げ、5歳年下のジェームス・ユーイングとともに地震計の開発に励んだ。 1891年に岐阜県南西部を震源に発生した濃尾地震は死者7000人、全壊家屋14万棟に及んだ。6m以上の地表の上下変動は、現在でも根尾谷断層として残る。これに危機感を抱いた明治政府は「震災予防調査会」を設立した。日本地震予知学会会長で、東海大学海洋研究所客員教授の長尾年恭氏が語る。「調査会の目的は、地震による災害を軽減することでした。そのために建物の耐震性の研究とともに、地震予知の可能性を調べるための地震研究が行なわれた。調査会専任メンバーはいなかったものの、帝国大学の研究者が国費で研究を進めた。これが地震予知研究の第一歩となった」「関東大震災」を機に「東京大学地震研究所」が発足 歩み始めた地震学会に大きな衝撃を与えたのが、1923年の関東大震災だ。 死者・行方不明者約10万5000人とされる未曽有の災害を予知できなかった反省から、1925年、東京帝国大学に地震研究所が設置された。現在まで続く「東大地震研」の誕生だ。「濃尾地震後に設立された震災予防調査会の活動を引き継ぎ、それまでの統計的研究や観測だけに重点を置く方法ではなく、振動工学や物理学などの知見を積極的に用いました。東大地震研は今日まで研究発展を牽引し続けてきた機関となりました」(長尾氏)初の地震予知計画「ブループリント」と阪神・淡路大震災の挫折 現在の地震予知研究に至る直接の源流は、1962年に地震研究者の有志によって発表された「地震予知─現状とその推進計画」まで遡る。「通称『地震予知のブループリント』と呼ばれる地震予知計画で、地震予知の実現可能性を明らかにするために、観測研究がどれくらい必要かを検討したものでした」(長尾氏) ブループリントは、地震観測網や地殻変動観測網を全国的に設置することが提案された点で画期的なものだった。当時、地震発生の直前に起こると考えられていた地震波の速度変化や電磁気現象に関する観測の必要性も説かれた。 これを受け、1965年から地震に先行する現象の把握と解明による「直前予知」を最終目的とする国の地震予知計画が始まり、計画は「第7次」まで続いた。「しかし、こうした研究の成果もむなしく、阪神・淡路大震災を事前に捉えることはできなかった。予知研究は抜本的な見直しを迫られ、阪神・淡路大震災の反省を踏まえた新地震予知研究計画が提案され、1999年からスタートしました」(長尾氏)「東海大地震」を警告した「駿河湾地震説」の衝撃 旧地震予知計画下の1976年、東京大学理学部助手(当時)の石橋克彦氏が地震学会で発表した「東海地方に予想される大地震の再検討」というレポートが世を震撼させた。 1854年の安政東海地震から100年以上経過している駿河湾周辺には断層のズレが残り、大地震が「明日起きても不思議ではない」と発表。「東海地震説」としてセンセーショナルに報じられた。「これを受けて東海地震の想定震源域周辺に地震計、歪計、傾斜計などの観測網が設けられ、東海地震予知のための観測が行なわれました」(長尾氏) 気象庁は24時間体制で周辺海域の監視を続け、発生の兆候を察知したら「警戒宣言」を発令する体制がとられた。結果、東海大地震は日本で唯一、予知可能性がある地震とされた。「現在では『東海大地震』という言葉はあまり用いなくなりました。東海地震は東南海地震、南海地震と一体で発生する南海トラフ地震として考えるようになったからです。歴史上も東海地震が単独で発生したケースはなく、東南海、南海と連動して起こりました。 東海地震の警戒宣言を出す体制は2017年11月で終了し、南海トラフ全体の観測が進められていますが、危険が去ったわけではありません」(長尾氏)そして予知は「できない」が“公式見解”に 2011年の東日本大震災は、M9.0の“想定にない”巨大地震となった。 その4年後、日本地震学会は地震予知について〈現時点で、地震予知(警報につながるほど確度の高い地震予測)を行うのは非常に困難〉との立場を示した。 ただし、地震学会は〈将来的に地震予知はできないとの意見を表明しているものではありません〉と続けている。予知情報によって、被害を大幅に減らすことができる日は来るのか。【地震予知の150年】●1858年:佐久間象山が地震予知器を発明。●1876年:明治政府が招聘したジョン・ミルンが来日。●1891年:濃尾地震が発生。震災予防調査会が発足。●1923年:大正関東地震(関東大震災)が発生。東京大学地震研究所が発足。●1962年:地震予知のブループリントが出される。●1976年:石橋克彦氏(当時・東京大学)が「駿河湾地震説」を発表。●1995年:兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生。従来のブループリントが見直され、「新地震予知研究計画」が発令される。●2003年:十勝沖地震が発生。1952年の十勝沖地震と同じ震源であると確認される。●2011年:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。※週刊ポスト2021年8月20日号
2021.08.11 11:00
週刊ポスト
日本中に衝撃を与えた直下地震は、予知研究にも転換を迫った(時事通信フォト)
日本地震予知学会会長 「天気予報」のように「地震予報」を実現したい
 世界有数の地震大国である日本では、明治時代に近代科学を用いた「地震学」の研究をスタートし、研究者たちは「地震予知」の実現を目指して奮闘した。日本地震予知学会会長で、東海大学海洋研究所客員教授の長尾年恭氏が語る。「明治時代に世界初の地震学会が日本で設立され、その研究目的のひとつは地震予知に定められていました。戦後も国家予算が投じられ、1960年代から本格的に研究が開始されました」 ところが、地震予知と聞いて多くの人々が思い浮かべるのは「いつ、どこで、どんな規模の」地震が起こるかを指摘する技術であり、それは現在に至るまで実現されていない。「当時は地震観測網が不十分だったため、その整備が研究の第一目的となってしまったのです。とりわけ1995年に阪神・淡路大震災が発生すると、研究者が行なっていたことと民間が期待する予知とのギャップが露わになり、予知研究バッシングも生じました」(長尾氏) 1995年以降には地震計やGPSなどの観測システムが整備されたが、東日本大震災を経て、地震学の権威が集まる日本地震学会は「地震予知は非常に困難」との立場を表明した。「現在の科学技術では、地震発生の直前に警報を出すほどの精度の高い予測は困難と言わざるを得ません。しかし、研究者が完全に諦めたわけではない。いずれは天気予報のように地震発生の確率を示す『地震予報』を実現することが、研究者の夢なのです」(長尾氏)※週刊ポスト2021年8月20日号
2021.08.10 19:00
週刊ポスト
ギリシャ神話が由来とされる"熊のジョン"と名前がつけられた雲
市川海老蔵も注目の地震雲 予兆としての信憑性に専門家は懐疑的
 甚大な被害をもたらす自然災害の中で“予知”という言葉がよく使われるのが地震である。地震大国と呼ばれ、4つのプレート上に位置する日本には地震予知に関する多くの研究者や研究機関が存在しており、地震予知できる未来を目指し研究を続けている。 地震予知について研究する元東海大学特任准教授の織原義明さんはこう話す。「いつ、どこで、どの程度の地震が発生するかを前もって的確に示すことは、現時点では科学的に不可能とされています。しかし、地震に関係する確からしい“先行現象”が、これまでにいくつか見出されています」 日本人は昔から、動物の異常行動や井戸水の濁りなどを地震と関連付けて考え、「前触れ」「予兆」「虫の知らせ」などと言い表してきた。それらの“先行現象”にはどのような種類があり、どれほど信憑性があるのか、検証していこう。 2月13日深夜、福島県沖で震度6強の地震が発生し、多くの人が肝を冷やしたが、それを“予言”していたのが歌舞伎俳優の市川海老蔵(43才)である。地震発生の9時間以上前に《なんとなくだけど、地震きて欲しくないなーとふと思う》とツイートしていたのである。 海老蔵は2019年12月に青森県で震度5弱の地震が発生したときも、同日朝に《なんとなく昨日から胸騒ぎしてるところにそれらしい雲、地震雲でなければ良いな》と投稿し、さらに2016年2月に神奈川県で震度4の地震が起きたときも、その2日前に《なんか今日雲が気になるのです。地震とかないといいな…》と自身のブログに予兆を綴っている。過去5年間で3回も発生を“的中”させたことで、世間からは驚きの声が上がっている。 海老蔵が着目した「地震雲」とは、大地震の発生前に特殊な雲が現れることで、古くから世界各地で報告されている。 たとえば、2011年の東日本大震災のときも、発生6日前に神奈川県で、らせん状の白い雲に尻尾がついたような形の雲が観測されており、1995年の阪神・淡路大震災の8日前にも同様の雲が発見されている。 さらに、現れると最も短期間に地震が起こる可能性が高いとされているのが、細長い雲が2~3本きれいに並んだ「竜雲」、巨大な塊のような「熊のジョン」と呼ばれる雲である。「雲というのは千差万別であらゆる形状や色があるため、その特徴によって科学的に地震を予測することはできないと思う」(武蔵野学院大学特任教授・島村英紀さん)というように、多くの専門家は雲と地震の関連性に懐疑的だ。 しかしその一方で、大地と空の密接な関係を示す研究もある。東日本大震災のときは3日前から宇宙と大気圏の境目にある電離層の電子密度が増していたことが証明されている。これは地震の前段階で地中の岩盤に力が加わることで、地表に出された放射性ガスなどが電離層に影響を与えたため、とみられている。地震発生前の大地の変動が、空中の雲の形状に変化を与えていることは充分考えられる。 空に関する予兆で言えば、「赤い月」が出るという説もあり、阪神・淡路大震災のときにも見られたという。こちらの科学的な根拠は不明だが、地殻変動が影響している可能性も否定できない。※女性セブン2021年3月25日号
2021.03.16 16:00
女性セブン
千葉でスナメリ、神奈川でシカ、秋田でクマ3倍の恐怖
千葉でスナメリ、神奈川でシカ、秋田でクマ3倍の恐怖
 関東大震災、阪神大震災、そして東日本大震災……それらの発生前に観測された“奇妙な現象”が今年、関東を中心に日本各地で観測されているという。5月7日には千葉県習志野市にある谷津干潟で、イルカの一種であるスナメリの死骸が発見された。スナメリは絶滅危惧種に指定されており、千葉県で見つかったのは初めてのことだ。 イルカやクジラの座礁と大地震との関連は、かねてから指摘されている。東日本大震災の7日前、茨城県・鹿島灘の海岸に50頭以上のカズハゴンドウが打ち上げられていたのをはじめ、国内では2001年以降、10頭以上の鯨類の集団座礁が10件記録されている。 そのうち3か月以内に震度5を超える地震が発生したのは7件だった。京都大学名誉教授で魚類学者の中坊徹次氏がいう。「イルカやクジラは音に非常に敏感です。潜水艦のソナーのような仕組みで、自分が出した音波の跳ね返りで距離を測り、障害物や仲間にぶつからないようにしている。大地震が発生する前に海底から発せられる低周波振動や音などによってイルカやクジラの感覚器がおかしくなってしまい、座礁してしまったのかもしれない」 陸上に目を移すと、昨年から今年にかけて、全国でシカやクマの目撃例が急増している。神奈川県相模原市では中心部の住宅街にシカが出没。秋田県ではツキノワグマの目撃件数が昨年の3倍を超えるペースとなっており、県が注意報を発令した。 過去には2004年の新潟県中越地震前にも日本海側でクマが大量発生。2011年3月の長野県北部地震の前にも、震源地近くではクマ、シカ、イノシシ、アライグマなどの出没が相次いだ。東京農業大学教授で獣医師の太田光明氏がいう。「研究によれば、哺乳類は地震発生前に何らかのストレスを感じていることがわかってきている。茨城県畜産試験場の乳牛の乳量データを解析したところ、東日本大震災の2週間ほど前から通常の乳量に比べ2割程度減少していました。クマなど野生動物の出没については、ドングリの不作など別の原因がある可能性も大きいでしょうが、地震の前兆を察知しての異常行動であることは否定できない。 中国ではイグアナ、亀など普段あまり動かない生物をウオッチして地震予知に役立てようとしている。1975年の海城地震では、事前に動物の異常行動を察知して住民を避難させ、被害を最小限に抑えたことが知られています。アジア諸国は動物を利用した地震予知を真面目に研究している。全く行なっていないのは日本くらいです」※週刊ポスト2018年6月15日号
2018.06.08 16:00
週刊ポスト
芥川龍之介は藤の花を見て地震予知 植物学者の見解は?
芥川龍之介は藤の花を見て地震予知 植物学者の見解は?
 文豪・芥川龍之介がある植物の“異常”から地震を予知した──そんな記録がある。 1923年8月、鎌倉の別荘で、本来4~5月に咲くはずの藤が季節外れの花を付けているのを目にした芥川は、〈どうもこれは唯事ではない。「自然」に発狂の気味のあるのは疑ひ難い事実である。僕は爾来人の顔さへ見れば天変地異が起こりさうだと云つた〉と手記に残している。関東大震災が起きたのはそれから間もない9月1日のことだった。 昨年も全国各地で8月に藤の開花が観測されている。今年は東京・亀戸天神社など藤の名所で例年より10日も早く開花し、ゴールデンウィークまで続く「藤まつり」の期間中、花が保つかが危ぶまれた。 だが、甲南大学特別客員教授で植物学者の田中修氏は、「藤には『二度咲き』といって、数年に1度、夏にも花をつける習性がある。塩害などでも季節はずれの時期に花が咲くことがありますし、早咲きや遅咲きは気候の変化によるものでしょう」 と、地震との関連を否定する。科学的には芥川の“予知”は“当てずっぽう”という見解のようだ。 地下水や井戸水と地震の関連も古くから伝えられている。昨年から今年にかけて、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている埼玉県秩父市の「妙見七つ井戸」が立て続けに涸れた。 江戸時代後期の武士・池道之助は、1854年に起きた安政南海地震に際して、〈大地震の前には急に井の水へる物なり、へらぬ井戸は濁る物なり。(中略)大揺りには井を見るべし〉と手記に残している。 1970年に刊行された吉村昭の『三陸海岸大津波』には、明治、昭和の三陸地震で、いずれも井戸水の渇水や濁りなどの異常が報告されたとある。1978年1月の伊豆大島近海地震の前にも、井戸の水位の変化などが伝えられていた。海洋地質学に詳しい地球物理学者の島村英紀氏がいう。「地震発生前の地殻変動が地下水に影響を及ぼし、井戸や温泉が涸れたり、逆に新たに湧き出たりすることがあります。ただし、地下水はかなり離れた場所でも影響を受けるので、大量の汲み上げなど、人為的な作用が原因であることも多い」 ただの迷信と切り捨ててよいものか──。地震学者による「予知」がなかなか成果を残せない中、地震大国に住む我々にとって、警戒すべき兆候ではありそうだ。※週刊ポスト2018年6月15日号
2018.06.07 16:00
週刊ポスト
AI地震予測が示した「大地震」最警戒エリア
AI地震予測が示した「大地震」最警戒エリア
 2013年以降、測量学の世界的権威である村井俊治・東大名誉教授がメールマガジンなどで発表し続けてきた『MEGA地震予測』は、この3月からAI(人工知能)による予測を実用化させている。現在運用中のAI地震予測では、全国を30地区に分けて予測を行なっている。 2018年2月4日~10日の電子基準点の変動(上下動、水平方向の動きなど)をもとに、AIが過去12年間のデータと比較して地震の発生リスクを算出。警戒レベルごとに6段階に分けて評価した。別掲のマップにある円で示されない陸地部分はすべて「レベル0」となっている。円内に示したのは、各地区の代表的な電子基準点の名前で、JESEA(村井氏が会長を務める民間会社=地震科学探査機構)ではこれを30の地区の呼称とした。「AIには全ての電子基準点のデータを12年分記憶させていますが、現状の能力では全国1300か所の分析は間に合わない。そのため、日本全域を半径約150キロ圏内の30地区に分け、各地区内から抽出した6つの電子基準点の動きを予測に用いています」(村井氏) AIが予測するのは「震度4以上の地震が半年以内に発生するリスク」だ。警戒レベルを0~5の6段階評価で分析する。国土地理院から発表された2月10日までの1週間のデータを元にAI予測を行なった結果が、別掲のマップだ。「予測対象は震度4以上ですが、最警戒レベル5とその次のレベル4は、震度5以上の大地震になる可能性が高いゾーンと言える」(村井氏)「レベル5」は、「東北から北関東の太平洋側地域」だった。青森県の一部に加え、岩手県、宮城県、福島県、栃木県、茨城県の全域が含まれる。「レベル4」は、三宅島を含む「伊豆諸島」、そして和歌山県、香川県、徳島県を含む「南海地方」だ。 特に南海地方は、政府の地震調査委員会がかねてより「マグニチュード8~9クラスの大地震」のリスクをアナウンスしてきた南海トラフ地震の影響が懸念される地域だ。同委員会ではこれまで、その発生確率を「70%程度」としてきたが、今年2月9日には「70~80%」と“上方修正”している。 鹿児島県、熊本県を含む「九州南部」もレベル4を示した。2016年の熊本大地震発生以降、依然として火山活動が活発な地域である。「レベル4、5」の地域は、かねてより地震の危険性が指摘されてきたエリアがほとんどだが、「レベル3」には、これまで村井氏の予測で警戒ゾーンとして挙げられることが少なかった福岡県、長崎県などの「九州北部」が示された。村井氏が指摘する「AIによる予測の広がり」を示す地域である。 その他、東京都、神奈川県、千葉県を含む「首都圏」や、昨年6月に震度5強を観測した長野県、2004年の大震災以降、震度5弱以上の余震を18回繰り返してきた新潟県なども「レベル3」エリアに含まれる。◆「AI任せ」にできない部分も ただし、「AI予測にはまだまだ課題も多い」と村井氏はいう。3月1日に沖縄・西表島で震度5弱の地震が発生したが、AI予測で同地域は「レベル0」となっていた。「1月27日までの電子基準点データを元にしたAI予測では、西表島を含むエリアはレベル2でした。しかしそれ以降(2月10日までの2週間)のデータを元にAIが予測するとレベル0となった。毎週、新たなデータが更新されていくなかで、そうした変動をどう判断していくかは、まだAI任せにはできない部分がありそうです」(村井氏) 村井氏は今後、運用を重ねて精度を高めつつ、AI地震予測を定期的に公表していく予定だという。「AI予測を含め、我々の地震予測は発展途上です。そのことを踏まえていただいたうえでお願いしたいのは“当たったか否か”だけに注目せず、予測を防災に役立ててほしいということです。 常に警戒レベルをチェックするなど情報入手を怠らないことが、防災意識を高める何よりの助けになるはずです」「地震予知」のさらなる前進を、地震大国・日本に住む多くの人々が願っている。●JESEAでは毎週水曜日にスマホ・PC用ウェブサービス「MEGA地震予測」(月額378円)で情報提供している。詳しくはhttp://www.jesea.co.jp※週刊ポスト2018年3月23・30日号
2018.03.22 07:00
週刊ポスト
大河偏愛芸人・松村邦洋が選ぶ『真田丸』名場面BEST5
大河偏愛芸人・松村邦洋が選ぶ『真田丸』名場面BEST5
 大河ドラマの大ファンとして知られる松村邦洋(49)は、現在放送中の『真田丸』も「史上屈指の作品になること間違いなし」と太鼓判を押している。そんな彼が心に残るシーンをセレクトした!【1位/三成と清正の「水垢離」】「脇役の2人ですが、男気を感じてベストシーンに選びました。石田三成(山本耕史)と加藤清正(新井浩文)は、仲が悪いように見えて、実は真の友情で結ばれている。2人の今後が楽しみ」(松村。以下同)【2位/呂宋助左衛門 38年ぶり登場!】「大河ドラマファンには感慨深いシーン。1978年の『黄金の日日』で呂宋助左右衛門を演じた松本幸四郎さんが、全く同じ役で登場した。年を重ねた松本さんの姿を見ると、大好きな作品が長い時を経て蘇ったようで感動しました」【3位/昌幸の“大地震予知”】「まさに三谷幸喜さんらしいコミカルな演出です。真田昌幸(草刈正雄)が『富士山か浅間山が噴火しない限り武田の家は安泰』といった次の瞬間、浅間山が噴火した(笑い)。このときの信繁(堺雅人)と信之(大泉洋)の演技のテンポも良かった。この軽妙なリズムが『真田丸』の面白さの真骨頂です」【4位/清水ミチコの「ブサイク姫」】「旭姫役の清水ミチコさんから『旭姫ってどんな人?』って電話があったんです。『ブサイクで可哀想な最期を迎えます』って伝えたら、『騙された!』って笑ってましたが、実際にドラマを見たらあのインパクトは凄かった。さすがのエンターティナーぶりです」【5位/本多忠勝の「鬼父」ぶり】「本多忠勝の描き方も三谷さんらしい。娘の稲(吉田羊)を心配するあまり輿入れ衆に紛れて様子を窺うところが面白い。『草燃える』(1979年)でしたたかな三浦義村をシリアスに演じた藤岡弘、さんが、忠勝役でコミカルな演技をしている意外性がたまりません」※週刊ポスト2016年9月2日号
2016.08.28 16:00
週刊ポスト
地震・火山「予知ムラ」 税金250億円使い成果ゼロの言い訳
地震・火山「予知ムラ」 税金250億円使い成果ゼロの言い訳
 気象庁が6月1日に発表した気象白書『気象業務はいま 2015』にはこんな記述がある。〈予知された地震の場所、時期、規模のどれか一つでも曖昧に扱われることがあれば、予知は一見当たったように見えてしまいます。これらは科学的な地震予知とは言えません〉〈地震予知手法の確立には数多くの観測事例の蓄積に基づく科学的な検証が必要なのです〉 どの口がいうか、である。気象庁を中心とする地震や火山の「予知ムラ」がやってきた“成果”を見れば、そうした記述が見苦しい言い訳でしかなく、危機を深刻に受け止めている国民をバカにしていることがハッキリわかる。 気象庁は白書発表に先立つ5月21日、気象庁記者クラブで白書についてレクチャーし、個別取材に、「特定の地域を挙げて地震が起きるとする雑誌記事に『噂は本当か』と問い合わせがあり、疑問を解消したいと考えた」と答えている。 それを受けて新聞各紙は「気象庁は雑誌の記事などに、科学的な根拠がないと苦言を呈した」(日本経済新聞28日付夕刊)などと報じた。「予知ムラ」の家来に成り下がったクラブ記者が役所にいわれるまま検証もせず記事を垂れ流す弊害は、本稿では紙幅が足りないので措く。何よりふざけているのは“長年研究してきた自分たち以外の予知は信頼に値しない”という物言いだ。 日本地震学会は東日本大震災を全くノーマークにしていたことを受け、〈確度の高い予知は現状では困難〉とあり得ない自己弁護を展開し、2012年10月に「予知」を「予測」と言い換える姑息な方針転換を表明。全国の地震に関する情報交換の場である地震予知連絡会でも、「予知」という組織名称の変更が議論された。 火山の噴火予知も同様だ。気象庁が主導する噴火予知が成功した例は、2000年の有珠山噴火に先立って1万人が避難したケースのほか数例のみである。 57人が犠牲になった昨年9月27日に起きた御嶽山の噴火では、9月10日昼頃から火山性地震が増加し、同11日には85回発生していたにもかかわらず、噴火が起こるまで御嶽山の警戒レベルは最も低い「1」だった。 そのことに批判が上がると火山噴火予知連絡会(気象庁の諮問機関)の藤井敏嗣・会長はこう開き直った。「予知に失敗したというかもしれないが、ある意味では仕方のない状態。われわれの火山噴火予知に関するレベルというのはまだそんなもの」 予知連が自費で研究をしているのなら、その言い草も許されるかもしれない。しかし、彼らの研究には莫大な血税が投入されている。 地震と火山を合わせた研究関連予算は昨年度だけでも253億円、この20年間で総額4300億円に上る。 それでも「予知なんかできない」というなら、彼らの存在意義などないに等しい。国民が知りたいのは「予知できない言い訳」ではなく、「予知」なのだ。◆税金をむしる「予知マフィア」 予知ムラを増長させたのは、政治の責任も大きい。 御嶽山の噴火後、菅義偉・官房長官は「気象庁を中心に予知が可能になるよう様々な予算措置をしていく」と予算増額を指示し、今年2月に成立した2014年度補正予算では約65億円の火山対策費が計上された。 今夏までに全国48の活火山に熱や噴煙を検知する監視カメラや地震計などを置くというが、予知に失敗すればするほど「カネが足りないからダメなんだ」と焼け太る構図は、国民の命を人質に税金をむしり取る「予知マフィア」というほかない。政治家のほうは、このマフィアたちにカネを渡すことで“我々もやるべきことはやっている”と責任を逃れるつもりなのだ。 大マスコミの対応も予知ムラをのさばらせる一因だ。テレビは地震や噴火が起きればその道の“権威”をスタジオに招き、「地震の後の土砂崩れに注意が必要」とか「噴火口付近には近づかないように」など子供でもわかるコメントをさせ、さも貴重な意見を賜ったかのように神妙に頷く。 5月31日の『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)はその典型だった。2日前に鹿児島県口永良部島が噴火したことを受け、前述の「御嶽脳天気会見」を開いた火山噴火予知連の藤井利嗣・会長をゲストに呼んだ。 司会の福澤朗氏は「噴火警戒レベルの引き上げが速やかにできた」とヨイショし、藤井氏は「3月には地震も増え、気象庁は職員をその時点から常駐させる態勢を取っていた」と胸を張った。 気象庁は噴火直後に、警戒レベルを「3」(入山規制)から「5」(避難)に引き上げた。すでに火砕流は海に達し、火口から9000メートルの高さまで噴煙を上げる爆発的噴火をしているのだから、このレベル引き上げが「速やか」とは片腹痛い。 巨額の税金を貪りながら、予知ができないことの“科学的言い訳”を繰り返す。そんな“権威”など国民にとっては百害あって一利なしだ。「自分たちはカネをもらって役に立っていない」という自覚と反省がないなら、一刻も早く解散したほうがいい。※週刊ポスト2015年6月19日号
2015.06.09 07:01
週刊ポスト
ゲイバーママ 10月の関東大地震と2か月後の富士山噴火予言
ゲイバーママ 10月の関東大地震と2か月後の富士山噴火予言
 5月25日に、埼玉県北部でマグニチュード5.5の地震が起きた矢先、1週間たたない5月30日、今度は小笠原沖でマグニチュード8.1の大地震が起きた。 最新の科学をもってしてもわからないのが地震の怖さだが、この2つの地震を完璧に予知していた人物がいる。それは、地震学者でも気象庁の人間でもない。とあるゲイバーのママである。 東京・渋谷にひっそりと店を構える小さなバー。カウンター7席、ボックス3席という店内は、モデル風の美女や茶髪の若者、サラリーマンに主婦と、さまざまな客が集い、連日満席の盛況ぶりを見せる。 同店を切り盛りするのが、看板ママのAさん(44才)。短髪でマッチョ、アンタッチャブルの山崎弘也(39才)にうりふたつ──そんな彼は、もともと新宿二丁目に構えていたゲイバー『R』のママで、当時から市川海老蔵(37才)や長澤まさみ(28才)、フリーアナの田中みな実(28才)など、数々の有名人が常連客として名を連ねていた。「2008年に中西モナ(旧姓・山本)が元プロ野球選手の二岡智宏と五反田ラブホデートを繰り広げた時も、直前にふたりが飲んでいたのはこの店でした」(芸能関係者) このママには、著名人や一般人を問わず数多の客を惹きつける特技があった。「占いです。店奥のボックス席でやるんですが、目を閉じ、相手に5分ほど手をかざすだけで、家族関係や職種、過去に患った病などを次々と当てていくんです。そして、相手にこれから起きる凶兆を見抜く。しかも、超具体的に…。箱根の神社の家系で、お母さんがイタコだったと聞きました」(常連客) 2年前の2013年9月、そんなママがある予言をしていた。当時、女性セブン女性記者(30才)がママに占いをしてもらった際、唐突にこんな話をされたのだ。「2015年の5月末ね。あなた足に大きなケガをするわ。大地震が起きるのよ。5月25日に茨城で、30日に東京ね。そうとうデカいのが来るわよ。あなたの住んでいるところ、地震に巻き込まれるわ。その時にケガするみたいね。こればっかりは気をつけようがないけど、用心しなきゃダメよ」 ボー然とする記者の横で、カウンターの男性バーテンダーが会話に入ってきた。「出た、ママの地震予知。これ、マジで当たりますよ。2015年5月、ほんと気をつけた方がいいです。3.11大震災の時も、2週間前からママに異常な頭痛や顔面痛とか異変があって、“近く、日本でとんでもないことが起きる”って言ってたんだから」 その後、結婚運や仕事運を見てもらったが、地震予知の話が気になりすぎて、あまり耳に入ってこなかった。ママはカウンターに戻ってからも、来る大地震の話を続けていた。「津波も起きるわね。埼玉県の川口市辺りまで一気に水没するわよ」 一連の話に、居合わせた客からも、驚きの声が上がった。 5月25日と30日という地震予言の日付はドンピシャ。25日に至っては、一帯で最大震度となった「5弱」を記録したのは、ママの言う通り茨城である。津波の予言こそ外れたものの、それ以外は当たっている。 小笠原沖地震の数日後、改めてママの店を訪ねた。「地震、ホントに起きたでしょ。だから言ったのよ、危ないわよって。でもこれで終わりじゃないわ。また見えたのよ、もっとシャレになんないヤツが」 そう話すママは、淡々と次のXデーを予言した。「次は、今年の秋ね。そう、10月頃に関東で大震災が起きる可能性が高いわ。直下型よ。過去のヤツとは比較になんないわよ。しかも、その後がヤバいの。地震の2か月後に、富士山が噴火するのよ。この辺まで火山灰が飛んできちゃうわ。半年後の日本は大変よ」 この予言だけは外れてほしい。※女性セブン2015年6月18日号
2015.06.05 16:00
女性セブン
MEGA地震予測 最新データで気になる警戒ゾーン6か所指摘
MEGA地震予測 最新データで気になる警戒ゾーン6か所指摘
「そろそろ大地震が起こるのではないか」──。そんな漠とした不安が日本中に広がっている。 昨年は計8回、今年も徳島県南部と岩手県沖で震度5以上の地震が発生した。さらに死者57人を出した御嶽山噴火の記憶も冷めやらぬなか、福島県と山形県にまたがる吾妻山、宮城県・山形県の県境の蔵王山でも火山活動が認められている。「大地震の予兆ではないか」と国民が怯える事象も重なっている。 象徴的なのは、4月10日に茨城県・鹿島で発生したイルカの156頭大量座礁だ。同じ海岸で、2011年の東日本大震災の7日前にも50頭のイルカが打ち上げられていたことが国民の不安を増幅させた。 翌11日深夜には、三重県で複数回の「地鳴り」を聞いたという証言が相次いだ。スピリチュアルな警告を次々と発する米国人経営コンサルタントの「4月12日に大地震発生」という“予言”までもが国民の関心を集めた。 この混沌を生み出す理由のひとつに、地震学界への不信がある。 日本地震学会は東日本大震災をノーマークにしていたとの批判を受け、地震予知に白旗を上げ、2012年10月に「予知」を「予測」と言い換える方針を発表。東大地震研究所も、2012年1月に「M7級の首都直下型地震が起こる確率は4年以内に70%」と発表した直後に「50%以下」と修正し、世間を混乱させた。 そうした中で地震学者たちとは全く異なるアプローチで予測を試み、大きな成果を挙げているのが、東京大学名誉教授の村井俊治氏による「MEGA地震予測」である。 村井氏は測量学の世界的権威。最先端の測量技術を用い、独自の分析方法を確立している。「MEGA地震予測」は村井氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)によって週1回のメルマガで提供されている。 同予測の実績は瞠目すべきものだ。昨年の震度5以上の地震すべてを事前に予測し、的中させた。特に11月22日に最大震度6弱を記録した長野県北部地震では、最も被害が大きかった北安曇郡白馬村をピンポイントで名指しした。 今年に入っても、2月6日に発生した徳島県南部地震を予測。地震は「南海・東南海警戒ゾーン」の中心部を震源とし、「異常変動点」としていた木屋平(徳島県)は、最大震度5強を記録した牟岐町(徳島県)から約35kmしか離れていない。 その直後に起きた2月17日の岩手県沖地震(最大震度5強)は、メルマガで「東北の太平洋岸は要注意」と指摘。本誌2月16日発売号掲載の警戒ゾーンからは若干外れていたが、東日本大震災の余震が続く地域であったことに加え、東北地方では奥羽山脈から日本海側にかけてのほうがより危険という分析のためだった。 村井氏がいう。「私の予測はまだ場所や規模、日時を正確に提示できる段階にない。より精度を高めようとしている段階です。 地震学など理学的アプローチでは、“完全に誤差が排除できないなら認めない”という発想になるが、エンジニアである私の使命は現在得られる最良のデータと予測法で地震予測を行なうことにあります」 なお今回、村井氏は最新データに基づき、北海道釧路・根室・十勝警戒ゾーン、奥羽山脈警戒ゾーン、北陸・北信越警戒ゾーン、首都圏・東海警戒ゾーン、南海・東南海警戒ゾーン、南西諸島警戒ゾーンという6か所の警戒ゾーンの詳細を現在発売中の週刊ポストで解説している。◆村井氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)では毎週水曜日にメルマガ『週刊MEGA地震予測』を月額216円で発行している。詳しくはhttp://www.jesea.co.jp/※週刊ポスト2015年5月8・15日号
2015.04.27 16:00
週刊ポスト

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眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
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逮捕された「RYO&YUU」
公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」、性的動画アップは「親公認」だった 22歳の女は愛知・香嵐渓で全裸に
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結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
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高橋真麻
高橋真麻「おでんの卵8個食べても太らない」女性が憧れる美スタイルの理由
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