ライフ

スマホ依存 「使用理由がゲーム」は医師に相談必要なレベル

スマホ中毒 ゲームによる依存はSNSより危険(撮影/アフロ)

 今やただの“電話”ではない。カメラやメール、ゲーム、SNS機能はもちろん、電車の乗り継ぎや地図などあらゆる情報を教えてくれるとあって、手放せない人が続出しているスマホ。「ないと不安」とまで感じるスマホ依存が増えている今、その問題点と対処法を緊急取材。たまには“禁スマ”してみない?

 ひょっとして、中毒予備軍かも!? こんな“スマホ癖”、身に覚えがありませんか──以下の8つの項目のうち、1つでも当てはまる人は、スマホの使いすぎの可能性が高い。要注意だ!!

●食事中もスマホを眺めていることが多い
●SNSが気になって仕方ない
●友達との会話よりスマホに夢中
●移動中もスマホを操作
●着信があったように錯覚することがある
●就寝前、スマホをしながら寝落ちする
●肩こりや目の疲れがひどくなった
●ほうれい線、首のシワが深くなった気がする

 ここで挙げた8つの“スマホ癖”は、たくさん当てはまるからといって“スマホ依存”とはいえない。気をつけなければならないのは、下記の「スマホ依存度チェック」で合計点数が31点以上になった人、特に、スマホの使用理由がゲームの人は、医師に相談が必要なレベルといえる。

【スマホ依存度チェック】
 以下10個の項目に対し、「まったく違う」1点、「違う」2点、「どちらかというと、違う」3点、「どちらかというと、その通り」4点、「その通り」5点、「まったくその通り」6点の6段階で評価し、合計点を算出。合計が31点以上となった場合は、スマホ依存の疑いが。不安を感じたら、専門医に相談するのがおすすめだ。
(出所:Kwon M et al. PLoS ONE, 2013. 邦訳:久里浜医療センター)

1.スマホばかり使っていて、予定していた仕事や勉強ができない
2.スマホばかり使っていて、仕事や勉強に集中できない
3.スマホを使っていると、手首や首の後に痛みを感じる
4.スマホがない生活は、がまんできないと思う
5.スマホを手にしていないと、イライラしたり、怒りっぽくなる
6.スマホを使っていない時でも、スマホのことを考えている
7.スマホの使いすぎが、生活に悪影響をおよぼしたとしても、使い続けると思う
8.TwitterやFacebookなどのSNSが気になり、スマホで絶えずチェックしてしまう
9.思ったより長い時間スマホを使ってしまう
10.周りの人から「スマホを使いすぎだ」と言われる

関連キーワード

関連記事

トピックス

寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《木漏れ日のなかベビーカーを押す海外生活》眞子さん、苦渋の決断の背景に“寂しい思いをしている”小室圭さん母・佳代さんの親心
NEWSポストセブン
原付で日本一周に挑戦した勝村悠里さん
《横浜国立大学卒の24歳女子が原付で日本一周に挑戦》「今夜泊めてもらえませんか?」PR交渉で移動…新卒入社→わずか1年で退職して“SNS配信旅”を決意
NEWSポストセブン
米インフルエンサー兼ラッパーのリル・テイ(Xより)
金髪ベビーフェイスの米インフルエンサー(18)が“一糸まとわぬ姿”公開で3時間で約1億5000万円の収益〈9時から5時まで働く女性は敗北者〉〈リルは金持ち、お前は泣き虫〉
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン