今、お仕事が楽しくて仕方ないんですけど、それも母のお陰です。最初、乃木坂46のオーディションは内緒で受けていたんですけど、途中から親の承諾が必要になる。そこでアイドルになりたいという思いを打ち明けたときに、一切反対することなく、「お母さん、何もわからないけど大丈夫だよ」と賛同してくれたことは本当に感謝しています。
──10才年下のるりかちゃんを上手にリードする高山さんにも“母性”を感じるのですが…。
高山:いやいやいや! 私は「お母さん」という上品な感じではなく、「かあちゃん」(笑い)。乃木坂46の3期生はるりかちゃんと同じくらいの年の子もいます。普段からつらそうにしていたり、泣いてたりしたら、「大丈夫かぁ~?」「どしたぁ~?」って、声をかけているんですけど、そのお陰かも。
るりか:優しいし、話しやすいし、本当に有り難いです。
高山:るりかちゃんは将来は作家さんになりたいのかな?
るりか:はい! 小学校の卒業アルバムにも将来の夢は「作家」って書きました。私は読んだ人が希望を持てるような小説家になりたいんです。でも、ほかにもシナリオライターとか、以前は四コマ漫画も描いていたので、漫画家にも挑戦したいです!
高山:お互いお母さんに恩返しできるように頑張ろう! ──赤いカーネーションの花言葉は「母の愛」と「母への愛」。ふたりの若い女流作家は、これからも支えてくれる「母」のためにペンを持ち続ける。
※女性セブン2018年5月24日号