「夫と倦怠期で疑似恋愛したくて出会い系アプリに登録しました。大人なので体抜きの関係は難しく、好印象の男性とすぐ不倫関係になり、夫ではない男性から手ほどきを受けて、自分がまだまだ現役の女と認識できました。手軽に浮気できるので、私の周りの既婚者は結構出会い系アプリを利用しています」
しかしここにも危険が伴う。既婚者の女性看護師(43才)が声を震わせる。
「私は出会い系で知り合った人とは、最初は衆人環視の安全なところで会うことを心がけています。友人から聞いた話だと、体の関係になってから性行為をこっそり撮影されてネットに流出されたり、別れ話を切り出したら相手がストーカーになったこともあるそうです」
パパ活や不倫に限らず、見知らぬ人と直接会うことにはリスクがある。婚活コンサルタントの澤口珠子さん(40才)は、「当たり前のことに気をつけることが大事」と指摘する。
「婚活パーティーや合コンに詐欺師や体目当ての参加者がいるように、出会い系アプリにも一定のリスクはつきものです。初めて会った人の家にいかない、車に乗らない、簡単に住所や勤め先を言わない、お酒を飲みすぎないなど、当たり前のことに気をつけることが大切です」
※女性セブン2018年5月24日号