フィギュアスケートファンは、シーズンオフも忙しい。夏だってアイスショーが続々と開催されるからだ。なかでも今ダントツの人気を誇るのは、唯一、羽生結弦(23才)が定期的に出演するアイスショーだ。
「荒川静香が主役の『プリンスアイスワールド』や浅田真央の『ザ・アイス』などいくつかありますが、羽生選手は『ファンタジー・オン・アイス』に6年前から出演を続けています」(スケート連盟関係者)
その『ファンタジー・オン・アイス』(5月25日~7月1日、全国5公演)に、大きな注目が集まっている。
「今年はかつての大スター・プルシェンコの息子が初出演したり、安藤美姫と元カレ・フェルナンデスだったりと話題満載ですが、何よりリハビリ中で出演が危ぶまれていた羽生選手の全5公演への出演が発表されたので、チケットは飛ぶように売れました。それに、あの“彼女”との共演も話題になって別の注目も浴びています」(アイスショー関係者)
羽生のショーへの全公演出演が発表された5月7日、ファンのピンク色の悲鳴は何色ともつかない嘆息に変わった。平昌五輪女子フィギュア銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(18才)が、羽生と同じチームで指導を受けることが正式発表されたからだ。
「メドベージェワ選手は、平昌五輪こそ同郷のザギトワ選手に敗れて銀メダルに終わりましたが、女子シングル世界最高得点を持つ実力者。今回、長年指導を受けてきたロシアのコーチの元を離れ、羽生選手と同じブライアン・オーサーコーチに師事することになりました。練習拠点もカナダに移すことになり、これはロシアのトップ選手としては異例。ロシアでも大ニュースとなっています」(前出・スポーツ紙記者)
羽生ファンは衝撃を受けた。《超胸アツ展開》《そこまでしてゆづを追いかけたいのかな?》など、さまざまな反応を引き起こしている。
「そもそもメドベージェワ選手は、超がつく“ゆづファン”として有名です。もともと日本アニメのファンでもあり、親日家。羽生選手の好きなアニメのグッズをプレゼントしたり、プライベートで羽生選手のファンの聖地である晴明神社(京都)へのお参りもしていたほどです。
メドベージェワ選手は最近過去にアップした羽生選手とのツーショットをインスタグラムから削除するなど、ファンからチームメートになるためのけじめをつけているように見えます。ただ、カナダでの新居も同じマンションかという報道も…。
7月1日のアイスショー最終公演を終えると、羽生選手もカナダに渡る予定です。そうしたら、その後一緒に過ごす時間が劇的に増えるでしょう。美しすぎる2人を前に妄想をふくらませてしまうファンに冷静でいろという方が難しいかもしれません」(前出・ショー関係者)
5月25日の『ファンタジー・オン・アイス』に羽生とメドベージェワは揃って出演する予定だ。
※女性セブン2018年5月31日号