芸能

第3次韓流ブーム 牽引する3組のアイドルグループ

圧巻のダンスパフォーマンスが魅力の『防弾』(写真/Pentapress=アフロ)

 ペ・ヨンジュン主演の『冬のソナタ』など韓流ドラマが大人気となった第1次韓流ブームが2002年頃。さらに東方神起やBIGBANG、2PMなどのK-POPアーティストが人気を博したのが第2次韓流ブーム(2010~2011年頃)だとしたら、今は第3次韓流ブームなのだという。

 このブームを牽引しているのは、3組のアーティストなのだという。筆頭は、9人組ガールズグループの『TWICE』。「Y!mobile」のCMでは、往年の『YMCA』の曲に合わせ、カラフルな野球のユニフォームや制服を着て踊っている彼女たち。昨年末には紅白歌合戦にも出場した。

「TWICEはオーディション番組で勝ち上がった実力派です。ポイントは、ちょっと練習すれば踊れそうなダンス。日本人メンバー(ミナ、サナ、モモ)が3人いることもあり、これまでの韓国アイドル以上に親近感が持てると人気なんですよね。“日本人でもK-POPアイドルになれるんだ!”という、シンデレラガールとしての憧れもあり、若い女の子たちは夢中になっています」(女性誌ライター)

 次に『防弾少年団』。昨年、米ビルボード・ミュージックアワードを受賞し、世界的に注目されている7人組ボーイズアイドルだ。

「防弾の魅了は、なんといっても圧巻のダンスパフォーマンス。『刃物群舞』と呼ばれる刃物のようにキレのあるダンスは、従来の韓流アイドルと比べても、一段上を行く完成度です。それでいてメンバーには童顔が多く、みんな家族のように仲よし。公式SNSにはメンバー同士のわちゃわちゃした絡みが多くアップされ、ファンは毎日キュンキュンさせられています」(女性誌ライター)

 さらに楽曲や振り付け、曲構成まですべてをセルフプロデュースしている実力派13人組ボーイズグループ『SEVENTEEN』は日本デビュー前から人気が集中している。

 韓国エンタメを20年間ウオッチしているK-POPライターのきむ・たくさんが言う。

「とくにSEVENTEEN の売れ方には新しい風を感じます。これまでのK-POPアーティストは大手レコード会社に所属して、大々的にプロモーションをかけてきましたが、SEVENTEENは大きなプロモーションもせぬまま、日本デビュー前に横浜アリーナもさいたまスーパーアリーナも満杯にしています。日本デビューも大手からではなく自社の日本レーベルから、いわば、インディーズです。韓国で売れている実力派アーティストが、リアルタイムで日本でも売れるということなのでしょう」

※女性セブン2018年5月31日号

関連記事

トピックス

初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン