「荒井先生がフェイスブックで書いていた『校長日誌』を偶然見つけて読んでいたんです。昔から“校長”って堅物のおじさんばっかりだと思ってたんですが、荒井先生は自校の生徒や先生が頑張る姿をたくさん綴っていて、“この校長めっちゃ素敵!”ってファンになった。メッセージを送ったら、すぐに会うことになって。先生と話したら“わぁ、この先生となら教育マジで変わるかもしんない!”ってワクワクしたのを覚えています。その中で“教育は現場で学んだ方がいい。学校は感動するぞ”って新陽に誘ってくださったので思い切って来ちゃった」

 一方の荒井校長はさやかさんを誘った理由をこう話す。

「生徒のため、教育界のためになると思ったのと同時に、何より彼女のためになると思いました。彼女にとって、ずっと学校は敵だった。だから教育の現場に立って、学校にもいいところがあるということを知ってほしかった」

 学校に身を置くことを決意したさやかさんだったが、「教師」という肩書にはこだわらなかった。

「教師になってしまったら、目の前の生徒しか見ることができないじゃないですか。私は教育のプロではないし、“教育現場”では先生たちには敵わない。だから私の役割は、新陽高校で学んだ生徒たちに、本当に必要な教育とは何かを全国に伝えることだと思ったんです」

※女性セブン2018年6月7日号

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