ライフ

黒ずみ、黄ばみ…強固な汗ジミを落とす“奇跡の洗剤”の作り方

“奇跡の洗剤”を汗ジミ部分にしっかりこすりつける

「襟や袖について、黒ずんだり、黄ばんでしまった汗ジミ。実は特別にブレンドした洗剤を使えば、簡単に落ちるんです」

 とは、シミ抜きの達人である東京のユニクリーニング店主・宇井直樹さん。

 用意するのは、そのオリジナル洗剤と歯ブラシ、タオル、そしてスチーム付きアイロンだ。

 奇跡のオリジナル洗剤の作り方は、以下のとおり。
【1】液体の台所用洗剤=油に強いので皮脂汚れに最適
【2】粉末の酸素系漂白剤(アルカリ性)=油やたんぱく質を分解し、漂白
【3】液体の酸素系漂白剤(酸性)=【2】の漂白力を活性化

 上記3つの洗剤を同じ分量ずつ加え、混ぜ合わせる。混ぜた直後に起きる化学反応が洗浄力となるため、作り置きはできない。その都度作ろう。

 まずは、汚れの下にタオルを敷き、洗剤をつけた歯ブラシを汚れの表面に当てて、縦横の両方向からしっかりとこする(写真参照)。次に、服の数cm上からアイロンのスチームを当てる。この時、泡が出てくるが、これがシミを漂白してくれるという。汚れ落ちが足りなければ、同じ工程を繰り返そう。最後に、水や湯で衣類をすすぎ、洗濯機で通常洗いをする。

 この方法で、黄ばみなどの汚れは落ちるが、皮脂汚れで黒ずんでいる場合は、もうひと手間必要になる。

 まずは、汚れている部分全体を濡らし、台所用洗剤をつけて歯ブラシでこする。その後、洗面器に45℃程度の湯と衣料用洗剤、液体と粉末の酸素系漂白剤を規定量入れ、つけ置きする。汚れが落ち切らなかった部分は、黄ばみ落としと同様、奇跡の洗剤でシミ抜きをし、水ですすげばOK。時間がたった汗ジミは、この方法を試してみよう。

※女性セブン2018年6月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン