いよいよ開幕である。ブックメーカーによると優勝候補の本命はブラジル、次いでドイツ、フランス、スペインの順だとか。一方で、コラムニストの石原壮一郎氏は「もうひとつのワールドカップ」への意気込みを綴る。
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4年に一度、世界じゅうが盛り上がるサッカーの祭典「2018FIFAワールドカップ ロシア」が始まりました。日本代表チームはコロンビア戦が6月19日21時から(日本時間)、セネガル戦が25日0時から(同)、ポーランド戦が28日23時から(同)です。
おっさんとしては、ワールドカップだからといってサッカーだけにウツツを抜かしている場合ではありません。試合の中継には、世界各国の美女たちが映し出されます。ワールドなカップ、つまりは世界のカップ、すなわちいろんな国のオッパイにもしっかり注目したいところ。これぞ真のワールドカップ。絶対に見逃せない戦いが、そこにあります。
国が違えば、オッパイもさまざま。2012年にグーグルtargetmapが、世界各国の女性の平均の胸の大きさの分布図を発表しました。それによると、ロシアは平均が「Dよりも大きい」トップグループであることが判明。スウェーデン、ノルウェー、フィンランドなど北欧の国々も同じトップグループです。サッカーのワールドカップが開催されているロシアは、図らずも、いや測ってみたらオッパイのワールドカップでも大活躍でした。
ちなみに、平均がDカップだったのは、アメリカ、ドイツ、コロンビア、ベネズエラ。トップグループのスウェーデンとDカップグループのドイツ、コロンビアは、サッカーのほうのワールドカップにも出場しています。噂通りの実力なのか言うほどでもないのか、試合を観戦しつつチラチラ映る客席もしっかり観察しましょう。
残念ながらというか、控え目なところが味わい深いというか、日本、中国、韓国、東南アジアなどは、平均が「Aカップ」というもっとも小さめのグループでした。といっても、カップの基準は国によって違います。とある下着メーカーの調査では、日本人女性でいちばん多いのはBカップという結果が出たとか。いや、だからといって世界の強豪たちと互角に戦えるわけではないんですが。
なぜロシアや北欧のツートップが、突出した力を示しているのか。寒い地域なので脂肪が蓄えられやすいとか、キャベツや牛乳をたくさん摂るからではないかとか、諸説あります。キャベツに含まれるボロンというミネラルは、バストアップの救世主として有名。女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌を促進し、乳腺の発達を助けると言われています。牛乳は豊富な脂肪やタンパク質が、オッパイの成長を促している可能性が大。