ここにきて大規模な家宅捜索を行なったのは、県警が、“新たな重要参考人”の存在を含めた捜査に踏み出したことを意味しているのだろうか。
野崎氏のカネをめぐっては、他にも、
「警察は金庫を開けただけでなく、事務所から経理情報が入ったパソコンや、金融関係の帳簿も押収している。野崎氏は自宅に置いていたバッグにも多額の現金を入れていたことが多かったが、亡くなってからの捜査ではそのバッグの中に何も入っていなかったようだ」(前出・社会部記者)
との情報もある。
“現金主義”だった野崎氏のカネが“消えていた”とするなら、それを動かしたのはいったい誰なのだろうか。
※週刊ポスト2018年7月6日号