愛犬を散歩させている坂上
「猛暑だったので、夜になってから散歩に出たそうですが、途中、リードから首輪が外れてしまい、そのまま逃げてしまったと説明していたそうです。サンタは脚が1本ないけど、力は強く、以前にも家の塀を飛び越えて逃げたことがありました。首輪が壊れてしまったんでしょうか。彼女は相当責任を感じているようです」(別の近隣住民)
「飼育放棄では」というネット上の声とは裏腹に、坂上はサンタの捜索に奔走している。
「田舎だから“サンタくんがいなくなった”って、すぐに広まりました。住民みんなで声をかけあって必死に捜しています。漁業組合の放送でも、サンタくんが行方不明になったことを何度も放送し、何か情報がないかと呼びかけていました」(前出・別の近隣住民)
坂上は7月9日から13日まで夏休みを取って『バイキング』を休んでいた。その間、旅行にも行かず、サンタを捜し回っていたという。記者は早朝5時半頃、犬の散歩中の坂上を直撃した。
──サンタくんが行方不明になっているそうですが。
「そうなんです。でも、目撃情報もあって、いるところはわかっているんです。保護センターの人たちの協力もいただいています。『追うと逃げてしまうので、その場所に居つくまで手を出さない方がいい』と言われています」
──サンタくんは無事?
「はい。ご近所のかたに『サンタに会ったら餌をあげてください』と餌付けにご協力をお願いしています。今ようやく居ついたところで、近く、保護器を仕掛けることになっています」
逃げた犬は、周囲が大騒ぎすると、ますます見つけにくくなる。サンタの「行方不明」を公にしなかったのは、そんな事情もあったようだ。
──逃がしてしまった彼女は何と?
「それはもうげっそりやせてしまって。もともと50kgちょっとしかないのに、50kgを切ったんじゃないかな。ぼくは責任にうるさい人間だけど、彼女に多くの犬の管理を任せてしまったのはぼくの責任です。二度とこういうことがないように帰ってきたらぼくが管理します」
──再び飼いますか?
「もちろんです。でも、今回の件で保護犬を飼う難しさは痛感しました。3年というのがやっぱり重くて。もう一度ちゃんと考えて、またサンタと一緒に暮らしたい」
テレビ各局から引っぱりだこで、現在、6本のレギュラー番組を抱える坂上。10月の番組改編ではさらに2本増の8本になると見られている。仕事と12匹の愛犬との共同生活の両立は果たして叶うか。
※女性セブン2018年8月16日号