【東京】「該当ナシ!」
今回、選定に苦しんだのが首都・東京だ。数々のチェーン店が集まる東京では「地域密着型」と呼べる店は非常に少ない。牛たん料理の「ねぎし」や、そば・うどんの「小諸そば」など、都内を中心に展開する人気チェーン店はあるが、都民が“地元の味”を提供するご当地チェーンと感じているかは微妙だ。都民の46%が地方出身者という統計(社会保障・人口問題研究所『第8回人口移動調査』)もある。東京に住む人々は、みな心の中にソウルフードを持っているに違いない。
【神奈川】「ハングリータイガー」 オリジナルハンバーグ・スペシャルセット
来年で50周年。日本に車社会が到来すると予見した創業者が郊外型レストランとしてオープン。アツアツの鉄板の上で提供するスタイルも、ラグビーボール型のハンバーグも日本に広めたのはこの店だと言われる。
※週刊ポスト2018年9月7日号