「飲まず食わずで、しゃべれない3か月間を過ごしたそうです。もともとは80kgもあった体重が、40kg台に激減したと、中居さんは当時ラジオで明かしていました。豚汁やシチュー、スープなど、食べやすいメニューを中居さんが届けていたそうです。2015年2月に正志さんが亡くなるまで、中居さんが闘病を支え続けていました」(芸能関係者)
父の死から3か月後の2015年5月、今度は中居に正志さんと同じく喉に腫瘍が見つかる。
「その1年くらい前から、喉の不調が続き、精密検査を受けてわかったそうです。レギュラー番組に加えて春や秋といった特番が重なった時期に症状が強く出ていたようで、“喉がガラガラでぐちゃぐちゃ。頑張っても声が出ない…”とこぼしていました。薬などでの治療は難しい、手術で取るしかないというのが医師の判断でした。悪性の場合は喉頭がんだと言われたので、中居さんも覚悟を決めていたようです」(前出・芸能関係者)
手術の結果、腫瘍は良性のポリープだった。誰にも言わずに手術を受け、入院から5日で現場復帰。後からラジオ番組でその事実を明かし、入院生活を「楽しかった」と気丈に話したが、いつも脳裏には正志さんの姿がよぎっていたという。
「ポリープの摘出手術を受けた後、中居さんは“DNAだなと思った”と話していました」(前出・芸能関係者)
手術から3年、経過は良好というものの、定期的な検査は欠かさない。
「少しでも喉の調子が悪いときはすぐに病院に行っているようです。ここ最近もちょっと気になっていたようで…。それに、中居さんの番組は年配の視聴者にも人気のため、“かすれ声では聞き取りにくいのでは”と自分の声を心配しているそうです。今も医師から紹介されたボイストレーナーに、声の出し方も教わっているようで、司会者としてのプロ意識がすごいですね」(前出・テレビ局関係者)
軽快なおしゃべりの裏には、人知れぬ努力が隠されていた。
※女性セブン2018年10月4日号