芸能

中居正広、声を酷使するプロが頼る「駆け込み寺」に極秘通院

極秘通院していた中居

 9月のある平日、午後3時すぎ。都心のテレビ局から徒歩5分ほどの場所にある雑居ビルに入って行く中居正広(46才)の姿があった。

 中居がビルを後にしたのは約30分後。帽子をかぶり、周囲の様子をうかがいながら、近くにある薬局に立ち寄る。収録の合間だったのか、薬の袋を手にすると、急ぎ足で近くにあるスタジオに入って行った。

 約1年間続いた『なかい君の学スイッチ』(TBS系)が9月いっぱいをもって終了。翌10月からは新番組『中居くん決めて!』(仮)がスタートする。中居が新番組の司会を担当するのはデビュー以来10本を超える。一方で、SMAP解散以来、仕事を抑えているともいわれてきた。

「ここ最近、中居さんは飲み歩くことが極端に減ったそうです。今は目の前の仕事に集中しているように見えます。ジャニーズ事務所ではタッキー(滝沢秀明)の引退という大ニュースがありましたが、われ関せずという感じでした」(テレビ局関係者)

 淡々と仕事をこなしているという中居だが、健康面が心配されている。

「今年に入ってから点滴を受けるために何度も病院へ行っています。体調不良や入院で収録が延期になったことも何度かありました。それに加え、最近は“うまく声が出ない”と、喉を気にしているようなんです」(前出・テレビ局関係者)

 中居は人知れず通院していた。冒頭のシーンは、多忙なスケジュールの合間を縫って、ある病院を訪れたときの様子だった。

「喉」や「声」の治療を専門的に行っている耳鼻咽喉科のクリニックで、待合室は常に人であふれ、歌手や俳優、声優など、声帯を酷使するプロが頼る駆け込み寺的存在としても知られる。

「喉をよく使う人は喉にポリープができやすいので、喉に負担をかけない発声の仕方を学びます。診察や治療にはここにしか揃えていない最新器具を使っており、声帯の動きを映像で確認でき、納得感、安心感が得られます。人気なので予約も数週間先しかとれません。中居さんは、3年くらい前から通院しているようです。人目を避けてか、病院の休診日に訪れることもあるようです」(病院関係者)

◆覚悟を決めていた

 3年前といえば、中居に2つの悲劇が襲った時期と重なる。

 1つは、父・正志さん(享年79)の死である。正志さんは、2013年2月に肺がんが、翌年5月には喉頭がんが見つかり、手術を受けた。特に喉頭がんの手術は複数回に及び、最終的には声帯の切除に至ったという。

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン