もうひとつ、セブンが今年のおでんで押し出すキーワードは「健康感」です。
「低カロリーセットは4品で83キロカロリー、糖質3.2グラムです。おにぎりひとつが約180キロカロリーですから、改めておでんがいかに健康的なメニューかわかっていただけるのでは」(同)
これまでコンビニおでんは、すぐに食べられる「手軽さ」で人気を得て来た歴史があります。それに「健康的」というイメージが強まれば、前述したとおり、ターゲット客の女性やシニアによりアピールできるでしょう。
新戦略をぐいぐい押すように、初めてつゆににんじん・玉ねぎを炊きだした「野菜の旨み」をプラスしたのも大きなポイント。ポトフのような上品な味のつゆになりました。
どうですか? 3社のおでん、違うでしょう。ぜひ、はしごして食べ比べてみてください。今年はその価値アリです。