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コンビニおでん商戦2018 食べ比べたくなる大手3社の新戦略

ヘルシーと好評なローソンの「カニカマと枝豆のこんにゃく包み」

 まずはローソン。近年「串おでん」を充実させ、個性を発揮している同社は、今年もユニークな新作ダネに力を入れています。

「見た目にこだわった新商品や、串おでんを出します」(ローソン広報)

 コンビニおでんは「大根」「玉子」「白滝」の人気トップ3が強すぎるため、この3品が飽きられないよう、大根に味をしみやすく隠し包丁を入れたり、白滝のサイズを変更したりと細かい工夫を凝らすのが常ですが、変わり種を強烈に推してくるのがローソンの特徴。

 卵黄風ソースを鶏肉のつくねで包んだ「つくね団子(卵黄風ソース入り)」(110円)や透明なこんにゃく生地で枝豆とカニカマを包んだ「カニカマと枝豆のこんにゃく包み」(90円)など、手の込んだおでんダネが登場しました。

 また「ローソンのおでんの約6割は16時~23時の夕夜間により売れ、惣菜やカット野菜、お酒との買い合わせが多い」(同)らしいので、「おやつ」から「おかず・おつまみ」需要にシフトしているトレンドがわかります。

 お鍋をのぞいてみると、串物が目立つので、ちょっと居酒屋気分で注文できるのかもしれませんね。

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