ライフ

スマホで写真を上手に撮影するための9つの基本テクニック

縦写真を撮るときの持ち方

 ここ数年、スマホの付属カメラが高性能化し、今や写真は、「スマホで撮るのが当たり前」の時代に。そこで、スマホで上手に写真を撮る方法を達人に教えてもらった。

 スマホで写真を上手に撮れるようになる秘訣は何か。インスタグラムフォロワー5万8000人超で、スマホ撮影術の著書もあり、撮影講座も手掛けるフォトグラファーの増田元太さんはこう語る。

「大事なのは、スマホで撮った写真をSNSなどにアップし、人に見てもらうこと。そして、他人の上手な写真を“見る”ことです。今、インスタグラムには、たくさんの上手な写真がアップされているので、ぜひ見て勉強してください」

 気になるスマホカメラの性能も、「デジカメの代わりになるほど」と、「ぷらすいろ」代表の小川雅代さん。小川さんは出張専門カメラマンとして、HP用写真などを幅広く撮影。スマホ写真講座を毎月開催し、好評を得ている。

「連写や望遠、パノラマなど、さまざまな機能を搭載しています。さらにアプリを駆使すれば、必要な機能を追加できますから」

 しかし、搭載された機能を使いこなせなければ意味がない。

◆手ブレしにくい持ち方・構え方テクニック3

 スマホは形状が薄く、普通のカメラより固定しづらい。そのため片手で持つときちんと固定されず、手ブレが生じやすい。撮影時は両手でしっかり持つことが大切だ。

「台などの上に載せたり、肘をついて、自分の手を固定するのもおすすめです」(小川さん)

 スマホの固定の仕方は、縦で撮るか、横で撮るか、自撮りするかで、変わってくる。用途によって使い分けよう。

 それでも手ブレが心配なら、台などの上に固定してからタイマーを設定して撮るのもおすすめだ。

【テクニック1 縦写真を撮る場合】
 両手でスマホの下部をしっかり持って固定してから、中央のシャッターボタンを利き手の親指で押す。

【テクニック2 横写真を撮る場合】
 レンズが下になるようにスマホを横にし、両手でしっかり持って構える。そうすると、シャッター(音量ボタン)が右上にくるので、人差し指で押しやすい。

【テクニック3 自撮りの場合】
 自撮りの場合、前方カメラに切り替え、利き手の人差し指と薬指の間にスマホを挟み、背面を中指で固定する。顔のやや上に構えて、親指でシャッターを押すと安定する。

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン