またしても”事件”を起こした昭恵さん
「夫妻はニューヨークの日系4つ星ホテル『ザ・キタノニューヨーク』に宿泊していました。昭恵さんはそこを抜け出し、飲みに行ってしまったようです。しかも、出かけた先は上流層が暮らす一角ではなく、凶悪犯罪多発地域のダウンタウンでした」(別の政府関係者)
日本で長い“ひきこもり生活”が続いたため、久々に人目を気にせず自由な行動を取れると喜んだのだろうか──。
「地元の人が集まるバーに入り、他のお客さんたちとかなり盛り上がったようで…。日本では自分の言動が世間の注目を集めることを意識して、抑えていましたから、その反動で飲みすぎて夜明け頃まで過ごしてしまったようで、同行関係者は相当気を揉んだそう。幸い、周囲には日本の首相夫人とは知られず、騒ぎにはならなかったようですが…」(前出・別の政府関係者)
昭恵さんの外遊先でのトラブルは今回が初めてではない。
2017年2月の訪米でトランプ夫妻と会食した時は、トランプ大統領がお酒を一切口にせず、同伴するメラニア夫人(48才)もお酒を飲まなかった。安倍首相も潰瘍性大腸炎を患ってから、ほとんどお酒を飲んでいない。それにもかかわらず、昭恵さんは1人で白ワイン、赤ワインと杯を重ね、泥酔状態に。
「たまりかねたメラニア夫人が“こういう大切な場で、しかも主役である夫が飲んでいないのに、酔っぱらうのはいかがかしら”とつぶやいたそうです」(政治部記者)
昭恵さんにとって外遊は、“自由気ままにお酒を飲める場”なのかもしれない。
「ロシアに行けばウオッカを、ヨーロッパに行けばワインを酔っぱらうまで飲む。飲酒が禁じられているイスラム圏では“お酒を飲みたい”と言ってひんしゅくを買ったことさえありましたが、今回のことと比べるとかわいいもの。もし日本の首相夫人が外出先で飲んでいて、何らかのトラブルに巻き込まれでもしたら、それこそ国際的な問題になってしまうでしょう。ファーストレディーの振る舞いとしては、失格でしょう」(前出・政治部記者)
ニューヨークで自由気ままに楽しみ、冒頭のように元気に回復した様子で羽田に降り立った。
対照的に隣の安倍首相がお疲れ気味の様子だったのは、妻の振る舞いによる心労だけが理由ではないという。地元の後援会関係者が語る。
「8月上旬に安倍首相の実兄・寛信さんが、慶應病院で極秘で胃がんの手術を受けていたんです。寛信さんはまだ66才ですが、父親の晋太郎氏が総理の座を目前にしてすい臓がんで他界したのが67才。寛信さんの手術は無事に成功したようですが、自身も不治の病を抱える安倍首相はかなりショックを受けたと聞きます。実母の洋子さんも気が気ではないようで、安倍家は今、昭恵さんどころではないんです」
夫の心痛もどこへやら、ニューヨーク外遊を満喫。安倍首相は、最長で3年間、首相の椅子に座り続ける可能性がある。その間に再び“昭恵問題”を引き起こさなければいいが。
※女性セブン2018年11月1日号