その2【30年前の授賞語でわかる! おっさん力診断】
古い話題でこそ、おっさんの真価は発揮されます。終わり行く平成に思いを馳せつつ、平成元年(第6回)の授賞語から5つの言葉をピックアップしました。これらは、あなたにとってどういう存在ですか。「今でも使っている/今も実践している」はプラス1点、「昔は使っていた/昔は実践していた」は0点、「昔も今も使ったこともなければ実践したこともない」はマイナス1点として、全部を合計してください。
・セクシャル・ハラスメント(新語部門・金賞)
・DODA/デューダ(する)(新語部門・銅賞)
・オバタリアン/オバタリアン(旋風)(流行語部門・金賞)
・「24時間タタカエマスカ」(流行語部門・銅賞)
・「こんなん出ましたけど~」(流行語部門・大衆賞)
【合計点が4~5点】かなり危険で時代錯誤なおっさん力
もしも、今なおセクハラを実践し、中高年女性を「オバタリアン」呼ばわりし、部下に24時間戦うことを要求しているおっさんがいたとしたら、かなりの大問題です。唐突に甲高い声で「こんなん出ましたけど~」と言うのは、もしかしたらウケるかもしれませんけど。
【合計点が0~3点】過去と距離を置いているおっさん力
過去の流行語は、たまに目にして「懐かしいなあ」と思うのが健全なスタンス。こうした言葉が注目された時代があったことや、話題になった背景は忘れないようにしましょう。
【合計点が0点未満】孤高を貫く生き方が潔いおっさん力
まだそこそこ若者だった30年前も、こうした言葉と無縁で生きてきたというのは、それはそれでたいしたもんです。極端に面白味がないお人柄が伺えますが、大きなお世話ですね。
「2018ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞は、ノミネート30語の中から12月3日に発表されます。現時点での個人的な“大賞予想”は、本命「ボーっと生きてんじゃねーよ!」、対抗「そだねー」でしょうか。もし当たったら称賛してください。