国際情報

中国ホテルの汚すぎる清掃 中国人でも自衛策は常識

中国ではいくら高級ホテルでもルームキーパーに清掃は任せられない

 中国の高級ホテルで、ずさんな客室清掃を行う清掃員の様子を撮影した動画がネットに投稿され衝撃が広がった。それが名の知れた高級ホテルということで、日本のワイドショーでも大きく取り上げられ関心を集めた。果たして中国のホテルの衛生面はどこまで信用できるのか──。ホテル評論家の瀧澤信秋氏が報告する。

 * * *
 中国のホテルでずさんな清掃が明るみに出たのは、五つ星を含む14の高級ホテルだ。中国の高級ホテルは北京・上海に集中しており、同エリアのホテルが多数を占める。動画の投稿者は、酷い実態を明白にすることで改善してほしいとの願いから投稿したという。

 投稿されたホテル名を挙げると、世界的にも知られるホテルブランドがずらりと並ぶ。

【上海エリア】
「ザ・リッツ・カールトン上海 浦東」
「マンダリン オリエンタル 浦東 上海」
「ウォルドーフ・アストリア上海オン・ザ・ハンド」
「フォーシーズンズホテル 上海」
「ザ・プリ ホテル アンド スパ 上海」
「ル ロイヤルメリディアン上海」
「ブルガリホテル上海」

【北京エリア】
「ザ ペニンシュラ 北京」
「パーク ハイアット 北京」
「コンラッド北京」
「アマンサマーパレス北京」

【その他】
「シェラトン南昌ホテル」(江西省)
「シェラトン貴陽ホテル」(貴州省)
「シャングリ ラ ホテル 福州」(福建省)

 動画に映し出された清掃員の行動は衝撃の数々だった。コップと便器の掃除で同じ雑巾を使用(ル ロイヤルメリディアン上海)、シャンプーを洗面台に投入し食器洗剤代わりにコップを洗う(ザ・リッツ・カールトン上海 浦東)、客の使用済みタオルでコップを拭き自身のTシャツで仕上げる(パーク ハイアット 北京)、ゴミ箱を物色しコップの蓋を使用済みタオルと作業着で拭いて再利用(ブルガリホテル上海)……などにわかには信じがたい内容だ。

関連キーワード

トピックス

高橋藍の帰国を待ち侘びた人は多い(左は共同通信、右は河北のインスタグラムより)
《イタリアから帰ってこなければ…》高橋藍の“帰国直後”にセクシー女優・河北彩伽が予告していた「バレープレイ動画」、uka.との「本命交際」報道も
NEWSポストセブン
aespaのジゼルが着用したドレスに批判が殺到した(時事通信フォト)
aespa・ジゼルの“チラ見え黒ドレス”に「不適切なのでは?」の声が集まる 韓国・乳がん啓発のイベント主催者が“チャリティ装ったセレブパーティー”批判受け謝罪
NEWSポストセブン
歓喜の美酒に酔った真美子さんと大谷
《帰りは妻の運転で》大谷翔平、歴史に名を刻んだリーグ優勝の夜 夫人会メンバーがVIPルームでシャンパングラスを傾ける中、真美子さんは「運転があるので」と飲まず 
女性セブン
安達祐実と絶縁騒動が報じられた母・有里氏(Instagramより)
「大人になってからは…」新パートナーと半同棲の安達祐実、“和解と断絶”を繰り返す母・有里さんの心境は
NEWSポストセブン
活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
《小島瑠璃子が活動再開を発表》休業していた2年間で埋まった“ポストこじるり”ポジション “再無双”を阻む手強いライバルたちとの過酷な椅子取りゲームへ
週刊ポスト
安達祐実と元夫でカメラマンの桑島智輝氏
《ばっちりメイクで元夫のカメラマンと…》安達祐実が新恋人とのデート前日に訪れた「2人きりのランチ」“ビジュ爆デニムコーデ”の親密距離感
NEWSポストセブン
イベントの“ドタキャン”が続いている米倉涼子
「押収されたブツを指さして撮影に応じ…」「ゲッソリと痩せて取り調べに通う日々」米倉涼子に“マトリがガサ入れ”報道、ドタキャン連発「空白の2か月」の真相
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
《安達祐実の新恋人》「半同棲カレ」はNHKの敏腕プロデューサー「ノリに乗ってる茶髪クリエイターの一人」関係者が明かした“出会いのきっかけ”
NEWSポストセブン
元従業員が、ガールズバーの”独特ルール”を明かした(左・飲食店紹介サイトより)
《大きい瞳で上目遣い…ガルバ写真入手》「『ブスでなにもできないくせに』と…」“美人ガルバ店員”田野和彩容疑者(21)の“陰湿イジメ”と”オラオラ営業
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
《“奇跡の40代”安達祐実に半同棲の新パートナー》離婚から2年、長男と暮らす自宅から愛車でカレを勤務先に送迎…「手をフリフリ」の熱愛生活
NEWSポストセブン
「ガールズメッセ2025」の式典に出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月19日、撮影/JMPA)
《“クッキリ”ドレスの次は…》佳子さま、ボディラインを強調しないワンピも切り替えでスタイルアップ&フェミニンな印象に
NEWSポストセブン
売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕された池袋のガールズバーに勤める田野和彩容疑者(21)
《GPS持たせ3か月で400人と売春強要》「店ナンバーワンのモテ店員だった」美人マネージャー・田野和彩容疑者と鬼畜店長・鈴木麻央耶容疑者の正体
NEWSポストセブン