「昼寝は30分間ほどであれば効果があるといわれていますが、それ以上寝てしまったり、夕方以降にうたた寝してしまうと、夜間の安眠を妨げかねません。日中はお昼寝をせずにしっかりと活動されて、夜間に6~7時間きっちり睡眠をとられるというのは、理想的な睡眠法だといえます」(三橋氏)
質の良い眠りには「寝具」も重要だ。別の宮内庁関係者によれば、「陛下は布団ではなくベッドで寝られている」という。前出・三橋氏の指摘だ。
「部屋の中の埃は床上30センチくらいの空間に滞留しています。布団では就寝中の呼吸により埃が体内に入りやすい。埃をたくさん吸い込むと寝ている間のエネルギーが埃からの防御に使われてしまいます。ベッド上のきれいな空気の中で寝たほうが、疲労回復につながりやすいのです。ご高齢の方ほど、ベッドで寝ることをお勧めしています」
※週刊ポスト2018年12月14日号