見事な達筆で、樹木らしいユーモアも
「秀樹さんは『使っても構いませんが、行ってもたどり着けないですよ』と言っていました。住所を知ったところで、アクセスが難しい密林の中なので、行くのも大変なんです。すると、樹木さんは、『わからなかったら、そのへんで寝るから大丈夫』とあっけらかんと言うんです」
心配になった秀樹は、なんとスタッフをバリに先回りさせたのだという。
「わかってない! 私は行き当たりばったりの旅をしたかったのに」
すぐバリ島から秀樹に、“苦情”の電話があった。それから数日間、樹木はスタッフをガイド代わりに、バリを思い切り満喫したという。
※女性セブン2019年1月3・10日号