芸能

「為せばなる」東大理III女子2人が掴んだミス日本の肩書き

互いに受賞を喜び合う度會さん(中央右)と高橋さん(同左)

“日本女性の美の最高位”を選出する「ミス日本コンテスト2019」が、1月21日に都内ホテルで開催された。応募総数は2354名。その中から地区大会を勝ち抜いたファイナリスト13名が決戦の舞台に立ち、着物・ドレス・水着姿を披露しながら自己PRを行った。

 今年の注目は、なんといっても東京大学前期教養学部理科3類(理III)のファイナリスト2名による“高学歴対決”だ。近年、ミス日本の高学歴化が顕著で、大会事務局によると「今年も東大生の応募が10名以上あった」と明かすが、東大の中でも最難関の理III学生が2名も本選まで残るとは、事務局も想定していなかったようだ。

 さて、結果は──。なんと東大理IIIの2年生、度會亜衣子さん(21)が最高峰のミス日本グランプリに輝いたうえに、今年から加わった「ミススポーツ」もW受賞。そして同じく理IIIの1年生、高橋梨子さん(20)もミス日本「海の日」に選ばれ、揃ってミス日本の栄冠を手にした。

 当サイトでは昨年から、東日本大会→ファイナリストと予選を次々と突破していく東大女子2人を度々取材してきた。

「ナイチンゲールのように自立した行動力のある女性に憧れているのですが、これまでは引っ込み思案で、失敗を恐れて挑戦しないことが多かったんです」(度會さん)

「東大に入れたのもたまたまで、自分の視野も狭いですし、日々、自分の至らなさも感じています」(高橋さん)

 と最初は消極的な発言が多かった2人だが、そもそも「医学の勉強だけでなく、なにか新しいことにチャレンジしたい」と自らミス日本に応募しただけのことはあり、好奇心旺盛で活発な一面が開花していくのには時間がかからなかった。

 ファイナリストが無償で受けられる茶道や華道といった日本文化、コーチングやブンランディング戦略の講座、メイク講習やエクササイズレッスンなど、数々の教育プログラムを意欲的にこなすことで、2人は堂々とした立ち振る舞いや女性の美とは何かを学び、少しずつ自信に変えていったようだ。

関連記事

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン