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堀江貴文氏が実践する「1秒たりとも後悔しない生き方」

 わずか10年前に、世界中の半分以上の人口がスマートフォンを手に、生活のほとんどの情報を得ている未来を、誰が想像していただろうか? トランプ大統領の出現を、韓国と北朝鮮の融和的首脳会談の実現を、表だって予測できた人すら少ない。

 ブレグジットが現実になると考えた人は? 東京オリンピックの2020年開催が決定すると、信じていた人は? 少なくとも私は、どれも予測できていなかった。

 栄華が永遠に続くかのように言われている「GAFA」(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)とて、いつまで支配的な立場を維持できるか、わからない。ひと昔前までは、ハイテク産業はIBMやマイクロソフトの支配が永遠に続くと思われた。だが巨大な力は、もう見る影もない。

◆この身をもって実証していく

 未来予測なんて、するだけ無駄だ。世界中の誰も未来を正確に言い当てることなど、できない。だから、私の意識はすべて、“いま”に集中している。

 面倒な仕事は全部なくなる。楽しいことだけ、やっていていい。遊びが仕事になる。私はすでに、そういう世界で生きている。

 最近はミュージカル俳優の活動を8年ぶりに行った。今回は客席に和牛フルコースディナー席を設け、グルメとエンターテイメントを融合するという新たな試みにも挑んだ。

 堀江さんは結局、フロントマンとして生きていたいのですね、目立ちたいだけなんですね、などとまだ言われた。見ている世界が違いすぎる。目立ちたいとか、フロントマンでいたいとか、そういう次元で、私は大事な時間を費やしたりしない。

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