ビジネス

堀江貴文氏が実践する「1秒たりとも後悔しない生き方」

「働かなくていい世界を信じ、やりたいことをやり尽くす。それが堀江貴文だ」

 AI(人工知能)やロボットは、人間の“身体拡張”の最良のサポーターである――。最新刊『僕たちはもう働かなくていい』の中で、「AI時代」の新たな生き方を提唱する堀江貴文氏は、テクノロジーとの向き合い方を、こう結論づける。短期集中連載の最終回では、堀江氏が自身の最近の活動に触れつつ、日々、後悔しないために心がけていることを紹介する。

 * * *
 テクノロジーの歴史は、人の“身体拡張”の歴史でもある。自動車が登場して、人力車や飛脚はいなくなった。移動の手段を、私たちは自動車に拡張することで、1日で数百キロを移動することができるようになった。

 人類はいまもさまざまな分野で、テクノロジーを使って身体拡張を繰り返している。そうして過去から想像もつかないような、質の高い生活を過ごしている。自動運転やドローンも、いわば「目」や「耳」など感覚の技術拡張と言える。

 身体の枠組みが広がる、革新的変化を間近にしているいま、「AIに仕事を奪われる」などという次元の低い話には、正直、向き合いたくもない。

 AIやロボットは人間の身体拡張の最良のサポーターである。手を組み続けていこうと、考えるのが正しい。仮にAIが奪う側だとして、AIに負けじと、自分も進化しようとは思わないのか? それこそが人間ではないのか?

 いろいろ言ってきたが、結局のところ、未来の予測にあまり意味はない。あまりに急速なテクノロジーの進化と、増大し続ける情報化社会において、私たちのような一般人が数十年先、いや、もう5年先の未来を占うことは、不可能に近いのだ。

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン