山岸:当時は写真集もすごかったんだけど、それに付随したトレーディングカードやらカレンダーやらのグッズや販促物の撮影も多かった。しかもふーちゃんのはよく売れたからね。売れ行きが安定していて、浮き沈みがない。写真集を出しても絶対に売れると見込めたから、あちこちの出版社が出したんだと思う。
細川:自分でも把握しきれないほど仕事をしていましたからね、当時は。
山岸:コンビニからエロ本がなくなるらしいし、オリンピックまでにヌードグラビアが大人しくなるだろうから、近い将来また水着のグラビアが流行すると思うんだよ。僕は昭和の時代からグラビアを撮ってきたから、次の時代でもグラビアを撮りたいね。「昭和、平成、新元号の3つの時代をグラビアを撮って締めたい」と人生を意識するようになったんだけど、ふーちゃん、今度水着でどう?(笑い)
【PROFILE】
●やまぎし・しん/1950年生まれ、千葉県出身。日本写真家協会会員、日本広告写真家協会会員、とかち観光大使。広告、グラビア撮影、DVD制作など、多方面で活躍している。
●ほそかわ・ふみえ/1971年生まれ、青森県出身。1990年にデビュー後、深夜番組『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)でブレイク。現在は健康管理指導士の資格等を取得し、社会貢献活動にも取り組んでいる。
取材■HEW
※週刊ポスト2019年2月15・22日号