『PASSION FRUIT』(音楽専科社)より
山岸:この頃のふーちゃんはきれいな目をしてるね。すごいね。
細川:嬉しいです。この時の私、子供っぽいですよね。ちょっと恥ずかしいです。
山岸:まだ10代でしょ、子供だよ。胸は大きいけど。
細川:まだ19歳でしたね。水着は平気だったんだけど、黒いスリップの衣装はとても恥ずかしかった。
山岸:え、布面積は水着の方が全然少ないじゃん。
細川:「下着」だと思ったらなんだか急に恥ずかしくなっちゃって。だからそのシーンはすごく緊張していたんです。
山岸:食中毒とスリップの恥ずかしさを一切顔に出さずに撮影したとは、さすがだね(笑い)。写真って「たかが写真、されど写真」なんだよね。今話していただけでもこんなにもいろんな感情やエピソードが詰まっている。それが写真のいいところ。年齢もテンションも関係性もいろいろ含めて、写真ってやっぱりその時の一瞬のものなんだよね。
細川:その時にしか持っていなかったものが写っていますよね。当時はやることすべてが新鮮でしたし。
◆僕のこと好きなのかな?