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2019.03.25 16:00  週刊ポスト

「長生きする睡眠」ここが違う 寝だめNG、理想は7時間

◆「横向き寝」は長生き「仰向け寝」は早死に

 いびきを伴い、眠っている間に10秒以上呼吸が繰り返し止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」。呼吸が止まることで血液中の酸素濃度が下がり、心臓や血管に負担がかかるため重大疾患に繋がるといわれてきた。日本循環器学会が2010年に世界各国の研究結果をとりまとめたところ、SASだと高血圧や慢性心不全になるリスクが約2倍。糖尿病や心筋梗塞・狭心症のリスクは2~3倍に、脳卒中リスクは約4倍になるとしている。

「SASのほとんどが、睡眠時に気道が塞がってしまうことが原因です。解消するには、寝る際の姿勢を改善することが有効です」

 そう話すのは、東京疲労・睡眠クリニック院長で大阪市立大学大学院特任教授の梶本修身医師だ。

「気道が狭くなる要因として『肥満』や『扁桃腺肥大』が挙げられますが、最も大きいのが『仰向け寝』です。横向きで寝ることで気道が広がり、8割が症状を改善できるといわれています。抱き枕などを使って横向き寝を習慣付けるとよいでしょう」

◆理想の睡眠時間は「7時間」

 最も長生きできる睡眠時間は何時間なのか──各国の研究機関が調査を行なってきた。その中でも最大規模のものが、2002年にアメリカがん協会が男女110万人を対象にした調査だ。その結果、最も死亡率が低かったのが「6時間30分以上7時間30分未満」のグループだった。

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