「ベテランの2人は支持母体の創価学会に食い込んでいて大きな票を動かせる。だから維新との交渉を担ってきた。
しかし、今回は松井一郎・前府知事が非公開の約束だった林府議との合意文書を暴露したうえ、府議選で林さんの選挙区に元代議士の大物刺客を立てたことに怒り心頭です。小笹さんら府本部の幹部たちも“売られたケンカは買う”と戦闘態勢に入っている」
大阪“春の陣”で維新は公明の実力者という強敵を敵に回した形だ。
この国の権力構造を支えているのは、政権中枢で大きな顔をしている「表の権力者」ではなく、知られざる地方のドンたちであることが浮かび上がってくる。週刊ポストでは、彼ら「地方政界のドン」と言える50人の全実名を紹介している。
「地方政界のドン 50人」その1
「地方政界のドン 50人」その2
「地方政界のドン 50人」その3
「地方政界のドン 50人」その4
※週刊ポスト2019年4月5日号