すっかり定番となった吉野家の「牛すき鍋」
マクドナルドの高単価バーガー「グラン」シリーズ(時事通信フォト)
【2位】牛すき鍋膳(吉野家)/税抜き639円
冬の定番商品となった吉野家の一人鍋。肉だけでなく野菜もしっかり食べたいという健康志向の時代に秀逸の鍋商品と言える。1食で半日分の野菜が摂れることも人気のひとつ。鍋用の固形燃料は燃焼時間が長くなり、匂いも軽減した。そのため、女性や高齢者などゆっくり食べても火が残り、最後まで温かく食する事が可能だ。
肉のボリューム感が足りないという男性もプラス300円で肉を増量できる。そこまですると割高感があるが、クーポンなどを上手に利用すればコスパは高いメニューといえる。
【3位】グランクラブハウスセット(マクドナルド)/税込み790円
2017年に登場した「グラン」シリーズは、もっちり感のある専用バンズに肉厚なパティ、それにトマトやレタス、オニオンなど野菜がふんだんに挟み込まれ、食べ応えは十分。味のバランスとボリュームで見れば「ビッグマック」を凌ぐ高単価メニューともいえる。
追加料金でパティを倍にできる「夜マック」が好評な理由は、ズバリ既存商品のボリューム感に満足できていない顧客が多いから。今後はグランのように価格は高くても1個のハンバーガーで満足感を与えられる新レギュラーメニューの開発がより重要になってくるだろう。