中国青少年研究会の廉思・副会長は長い間、若者の思考を研究してきた結果として、「都市部と地方の違いに関わりなく、若者はトレンドを追いかけるものだ。彼らはいつでも現在進行形のリアルタイム感を保ちたいと考えている。とりわけ、地方の若者は都市部の若者よりも流行に敏感で、ネット通販に依存しがちとの傾向が顕著だ」と指摘している。
廉氏によると、地方都市在住の若者は人数が多く、時間に余裕があり、出費をいとわず、新たな消費パワーになっている。しかし、廉氏は「その一方で、地方の若者の間で最近、収入が支出に追いつかず、借金返済の圧力にさらされ、ローン地獄に陥る者が多くみられるようになっている」との負の側面も明らかにしている。