新天皇・皇后両陛下にここで会える(日程は変更も)
「赤坂御所にも執務スペースはありますが、ご引見などは皇居で行なわれるものです。皇居のリフォームには9か月ほどかかると言われていますから、その間は毎日車での移動です。上皇陛下も、平成が始まってしばらくは赤坂御用地から皇居へ通っていました。
赤坂御用地は、青山通りに面した南東側に『巽門』があります。皇族方のほか、御用地を訪問する客人の多くはこの門を使いますが、陛下の通勤には御用地の北側にあたる『赤坂御所正門(旧・東宮御所正門)』が使われるでしょう。
皇居敷地内に入る際は、西側の『半蔵門』を通るのが一般的です。皇太子時代から、居合わせた皇居ランナーなどに向けて笑顔で手を振られることがありました。また、大使とのご引見はご夫妻揃ってが慣例ですから、雅子さまがご一緒されることもあるでしょう」
“夏休み”にもチャンスがある。毎夏、両陛下は愛子内親王とご一緒に須崎(静岡県)や那須(栃木県)の御用邸で静養される。
「かつては、伊豆急下田駅やJR那須塩原駅到着時の“お手振り”のみでしたが、近年は愛子さまの成長に伴って、ご家族で集まった人と直接会話されることもあります。
那須御用邸滞在時には、『那須どうぶつ王国』や『那須ステンドグラス美術館』、『那須テディベアミュージアム』にお忍びで足を運ばれるのが恒例です」(同前)
※週刊ポスト2019年5月17・24日号