芸能

永作博美がカフェオープン ワンオペ状態でてんてこ舞い

営業終了後、疲れた表情の永作

「お待たせしてしまって申し訳ございません! サービスで大盛りにしますし、ケーキも召し上がってください」

 厨房から出てきたお団子ヘアの女性は、額の汗をぬぐいながらそう言って頭を何度も下げた。

 都心のオフィスビル街でランチ時の飲食店が忙しいのは当たり前。5月20日にオープンしたばかりのおしゃれなカフェも例外ではない。カウンターとテーブル、計23席のこぢんまりとした店内は、午後1時を過ぎても満席が続いていた。

「店内はウッディーな内装で、手作り感あるアットホームな雰囲気でした。オープンしたてだからかうまく回せていなかったですね。午後1時に入って、ハンバーグプレートが出てきたのは注文から1時間後(苦笑)。おいしかったからよかったですが…でももっと驚いたのは、頭を下げた店長らしき女性。なんと永作博美さん(48才)だったんです」(客の1人)

 この店は、永作が主演した映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』(2015年公開)の舞台となった珈琲店をモチーフに彼女がプロデュース。2015年に原宿の路地裏にオープンし、この5月に移転したばかりだった。

 原宿店では店頭に立つこともあったようだが、厨房に入ることはなかった。移転後は、まるで“ワンオペ状態”だった。

「ホームページではスタッフを募集していましたが、まだ適当なかたが見つかっていないのでしょう。この日は永作さんがずっとひとりで調理していました。すっぴんでキーマカレーの鍋を混ぜている姿は鬼気迫るものがありましたね。ホールスタッフも1人いたけど、まだ不慣れなようで、永作さんがテーブルのお皿まで片づけに出てきていました。

 そんな時にお店にフラッと入ってきた中年男性が“お茶だけしたいってお客さんがいるんだけど…”と永作さんに声を掛けたんですが、彼女は“今はそんな余裕ないでしょ!”とすごい剣幕で…。男性は“おれ、何もできなくてごめんね”とうつむいて帰っていっちゃいました」(前出・客の1人)

 この男性は永作の夫で映像作家の内藤まろ氏(49才)。

 永作は1989年、19才の時に3人組アイドルの『ribbon』で歌手デビュー。女優に転身後はドラマ『週末婚』や『四つの嘘』、映画『人のセックスを笑うな』などの話題作で存在感を見せ、一躍人気女優となった。仕事が順調な一方で、プライベートでは結婚の話が全く出ず、アラフォー女性にとって“負け犬の星“などといわれていたが、2009年、38才で電撃結婚した。

関連記事

トピックス

女優・遠野なぎこ(45)の自宅マンションで身元不明の遺体が見つかってから2週間が経とうとしている(Instagram/ブログより)
《遠野なぎこ宅で遺体発見》“特殊清掃のリアル”を専門家が明かす 自宅はエアコンがついておらず、昼間は40℃近くに…「熱中症で死亡した場合は大変です」
NEWSポストセブン
俳優やMCなど幅広い活躍をみせる松下奈緒
《相葉雅紀がトイレに入っていたら“ゴンゴンゴン”…》松下奈緒、共演者たちが明かした意外な素顔 MC、俳優として幅広い活躍ぶり、174cmの高身長も“強み”に
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
ロッカールームの写真が公開された(時事通信フォト)
「かわいらしいグミ」「透明の白いボックス」大谷翔平が公開したロッカールームに映り込んでいた“ふたつの異物”の正体
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン