「紫外線は皮膚の老化を進めますので、年齢を問わずしっかりとした対策が必要。高齢になっても、外出時には紫外線対策をぜひ行いましょう。

 敏感肌・乾燥肌の人は、日焼け止めの成分の中で、紫外線吸収剤が刺激になることもあり、吸収剤が入っていないもの、コーティングされたものを選ぶとよいでしょう」

 また、帽子や日傘、服で肌を隠すことも効果的だ。

「白や淡色の服は紫外線を通してしまうのでNG。また黒は熱を吸収するので熱中症が心配です。選ぶなら明るい濃色。赤、緑、青など、気分も明るくなるビビッドカラーがおすすめです。UVカット加工生地のものもいいですね」

 高齢になると基本的に体のさまざまな機能が衰え、免疫力も低下し、がんのリスクが高まる。紫外線の刺激はさらに皮膚がんのリスクを上げるので、日常の中でできる対策をしっかり行いたい。保湿をして“健康な皮膚”の状態を維持することも重要だ。

「初期の皮膚がんは素人には見分けがつきにくいです。またちょっとした傷や湿疹がよくできる高齢者は、身近な家族でも異変に気づくのが難しいものです。皮膚トラブルがなかなか治らない時は、ぜひ皮膚科を受診してください。適切な保湿剤を処方することもできます」

※女性セブン2019年7月4日号

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