部屋での筋トレは行っているという山口達也
──被害者とは連絡を取っているのですか?
「今、必要なのは自分の気持ちを入れ替えること。身を清めること。しっかり更生して変わった姿を見せることが第一だと思っています。だから連絡は取っていません。
この5月から病状も落ち着いてきたので、お寺に通っています。私は大工仕事が得意なものですから、お寺が持つ山に入って、木の伐採なんかもやっています。そうやって自分と向き合っています。私はどういう人間なのか、それを見つめ直していました。
自分は天真爛漫っていうのかな。子供を体現する大人代表、そんなキャラだと思っていて、テレビの前で楽しく振る舞ってきました。それが自分の役割だと思っていたんです。でも、あまりに幼稚で、大きな過ちを犯してしまいました」
──許される日は来るのでしょうか?
「わかりません。まだ先ですが、自分が社会復帰を果たせた時に、恥ずかしくない姿を相手に見せられればいいのではないかと思っています。相手のかたに対して謝罪の気持ちをいまだに持っている、と伝え続けることです。謝罪をする立場になってわかったことがあります。私がやったことの謝罪は、一生し続けるものなんです」
※女性セブン2019年9月12日号
1年4か月ぶりに沈黙を破った山口達也