燦燦会(さんさんかい)総会で、あいさつする渡辺恒雄主筆(写真/共同通信社)

「スイスは永世中立国だから外交上のいざこざがないし、やることと言えばパーティに出るぐらい。ジュネーブにはWHO(世界保健機関)、WTO(世界貿易機関)といった国際機関がたくさんありますが、『ジュネーブ国際機関日本政府代表部』という組織があり、それらの任務は外務省出身者がジュネーブ大使としてすべてやってくれる。

 前任の本田氏はしばしば帰国して日本のメディアのインタビューを受けていたし、そもそも彼が退任してから白石氏が着任するまで4か月以上も大使が空席だったことを考えれば、どれほどの忙しさか想像がつくでしょう(笑い)。それでいて給与・手当含めれば月200万円ほどもらえますからね」

 元駐レバノン大使の天木直人氏もこう言う。

「スイス大使は、任期中に欧州旅行もできるくらい、昔から慰労ポストでした。それが最近は民間の名誉職ポストみたいになっているということでしょう」

 スイス大使は「気楽な稼業」ときたもんだ。

※週刊ポスト2019年9月20・27日号

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