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2019.09.19 07:00  週刊ポスト

関東最後の秘湯、奥鬼怒温泉郷は車両禁止で山を2時間半歩く

泉質は単純硫黄泉。男女ともに露天と内湯が備わる

 関東最後の秘湯温泉といわれる奥鬼怒温泉郷。鬼怒川沿いの3湯、支流の手白沢沿いの1湯、計4湯の総称で、手白澤温泉はその最深部に位置する。環境保全のために一般車両の乗り入れが禁じられており、宿にたどり着くには奥鬼怒温泉郷の玄関口に当たる女夫渕温泉から約2時間半の山道を歩いていかなければならない。

 標高1500メートルにある宿へ向かう遊歩道は鬼怒川沿いに伸びており、多少のアップダウンはあるものの、ハイキング気分を味わいながら歩くことができる。なお、原生林の中をゆく遊歩道はところどころに案内板があるので迷う心配はない。「客層の中心は中高年。皆さんお元気だな、といつも驚かされます」(ご主人の宮下千早さん)

 旅の疲れを癒やすのは、山々の鬱蒼とした緑に囲まれた露天風呂。長く浸かれるように設定されたぬるめの湯が、汗と疲労を心地よく洗い流してくれる。客室は全6室で、テレビは置かれておらず静かな時を堪能できる。

1997年に全面改築され、山小屋風からモダンな建物に生まれ変わった

地場の山菜などを取り入れた、和洋折衷の夕食

原生林の中をゆく遊歩道。ところどころに案内板があるので迷う心配はない

客室は全6室。テレビは置かれておらず、静かな時を堪能できる

【手白澤温泉ヒュッテ】
住所:栃木県日光市川俣870-2
1泊2食:2名1室 大人1名1万5500円(入湯税込)~
アクセス:東武鉄道・鬼怒川温泉駅~日光市営バス「女夫渕」バス停から徒歩2時間半。マイカーの場合も、無料駐車場から徒歩。

取材・文■小野雅彦 撮影■中庭愉生

※週刊ポスト2019年9月20・27日号

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