「本来なら、部屋の出世頭である横綱・鶴竜が受け継ぐのがいちばん自然だが、モンゴルからの帰化申請はしているものの、日本国籍の取得には至っていなため、協会の規程により、年寄株を所有できない。帰化の手続きが済んでいれば、特例として栃錦(元横綱=のちの春日野理事長)のように力士が親方を兼ねる“二枚鑑札”の可能性もあったが、今の状態だとしばらくは宙に浮くことになる」
「井筒」の継承者を巡る水面下の駆け引きが、しばらく続くことになりそうだ。
「本来なら、部屋の出世頭である横綱・鶴竜が受け継ぐのがいちばん自然だが、モンゴルからの帰化申請はしているものの、日本国籍の取得には至っていなため、協会の規程により、年寄株を所有できない。帰化の手続きが済んでいれば、特例として栃錦(元横綱=のちの春日野理事長)のように力士が親方を兼ねる“二枚鑑札”の可能性もあったが、今の状態だとしばらくは宙に浮くことになる」
「井筒」の継承者を巡る水面下の駆け引きが、しばらく続くことになりそうだ。