『セックス・アンド・ザ・シティ』は、女性が日常会話で使えるせりふの宝庫

 Netflixなど、一部の動画配信サービスでも音声や字幕の切り替えが可能なので、この学習法に利用できる。

 最も大切なのは「作品選び」。繰り返し見る必要があるので、好きな作品を選ぶことが最優先だ。単発ものがほとんどの映画は、一本見終わると達成感を持って、そこで終わってしまう可能性があるが、ドラマは何シーズンも続く作品が多く、次を見たいという気持ちが英語学習の原動力になる。

『シャーロック』などの推理ドラマは、謎解きの過程が言葉で語られるため、論理的表現を学ぶことができる。

「ドラマはジャンルごとによさがある。なかでも、『セックス・アンド・ザ・シティ』のように女性がぺちゃくちゃおしゃべりをしているドラマは、アクションなどに比べて圧倒的にせりふが多く、女性が日常的に使える英語が満載。過激な表現も多いので、そこは注意も必要ですが(笑い)」

 英語初心者にとっては、大人向けのドラマより、子供も楽しめるアニメーションの方がハードルが低そうに見える。だが、南谷さんは「アニメーションは意外と難しい」と言う。

「ダブルミーニングになっているなど、せりふが練られていて難しいケースも多いんです。大人も見ることを想定している作品も多いため、簡単そうだという先入観で見ると複雑で慌てるかも」

 もちろん、子供も見るアニメーションは、極端な訛りやスラング(俗語)が出てこないという利点もある。

※女性セブン2019年11月7・14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン